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どっち!?(死帳)



ばばば、バカヤロ―――――――――!!お前らに訊いた私が馬鹿だった――――!!











「春だね〜」



「春よね〜」



「ところでなまえ、アンタいい加減アレ変えたら?」



「え?アレ?」




それは友人の一言から始まった。











「・・・・うーんι」



悩む。悩む。



「さっきからため息ばかりだな」



きた、夜神月。



「悩みごとですか?」



きた、流河早樹。



今日は両隣りを友人で包囲するのを忘れていた。


しかも講義がかち合うとは。



先生が入ってきて講義が始まる。



悩み抜いていた私は、なんとなく二人に訊いてみた。



「ちょっと色で悩んでて」



「「色?」」



先生から遠い席とは言え私語は気が引けるから小声で話す。




「そう、コレの色」




ズボンのポケットに入っているアレを指差す。




二人がやけに敏感に反応を示した。



「「ソレの色・・・?」」



「そう。で、(仕方なく)訊くけど・・・私のイメージは何色?」




夜神月はペンを動かす右手を止めて。


流河早樹は指しゃぶりを止めた。



「「もちろん・・・」」


出だしを揃える二人。実は仲良しなのでは?と思う。



「黒だな」


「白です」


見事に割れた。


「「・・・・」」



睨み合う二人。



私も白か黒で悩んでるからこの割れ方は面白い。



取り敢えず二人のやり取りを見守ることにした。



「オイオイ、白はないだろう?ここは黒だ。なまえは絶対黒が似合う」



黒か。うん、シックで良いよね。



「黒は駄目です。ここは白ですよ。白の方がピュアです」


お前の口から出たらなんだか違和感を感じるわ。

白か・・確かに白は綺麗だし可愛いんだよね。ストラップも何でも合うし。



「今も白なんだよね。友達は赤が良いって言うんだけど。・・・まぁ私に赤はないかな?」




「「ぜひ赤で!!」」


突然の大声。



「ちょっと、いきなり何っ?て言うか講義中…っ」



「赤か!盲点だったよ!うん、なまえは肌が白いから赤はピッタリだ!」


肌?


「はい、赤の生地に黒いリボンがアクセントなんかについてたら言うことなしです」


生地?



「流石だよ流河、僕もそう考えていたよ。黒いパンティーににティーバックは見切り発車だったかな?」



「えぇ、やはりそこはおさえませんと。若さゆえですね夜神くん」




こいつら・・・。




「あぁ、よく考えたら黒はありきたりだったな」



「私もです。赤に比べれば白もかすみます。流石なまえさんの友人ですね」



「誰が下着の色を訊いた!?貴様ら一回死んで来い!!!!」










結局携帯は買い換えませんでした。
あの講義も(必須ではないので)すてました。
もう神様、あいつらどうかして下さい。


どっち!?
下着じゃなくて携帯です!


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