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れっど!
(レッドさん)



「あの、大丈夫ですか?」


行き倒れていたレッドさんを餌付け(?)して家に匿ってからレッドさんはずっと私の側を離れない。
今は私は調理中な訳であって非常に危ないのだけれど背後から腰に腕を絡めてレッドさんは離れない。
そんな彼に「大丈夫?」と聞くのは私が些か混乱している所為だ。
そしてそんな私の問いに「問題ない」といった表情で頷いてみせた彼に、私は状況を打破する方法を見いだせそうにないと悟った。



(うまそうだな)(そう言って首筋に甘く噛みついてきたレッドさんに私は、料理ですよね?と半泣きになりながら尋ねた)(どうだかな)



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あきゅろす。
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