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bubble
2
男がどんな表情をしているのかは分からない。だけど伝わってくる冷たいオーラ、殺気。

何でこんなことになってるのか見当もつかない。

今まで生きてきた中でそんなものを向けられた事など一度もない。なんてったって平和主義者なんだ、私は。




……一応。



多分。きっと。



先程からだんまりな私に痺れを切らしたのか、男は同じ質問を繰り返した。





「……聞こえてないの?あんた誰?」




私は……。





  『私は、“お掃除屋”。』





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