短編小説
シャボン玉
>はじける姿がどこか、何かに似ていた。
>今はあまり見かけることのない、シャボン玉。
>あのなんともいえない、浮遊感に、どこか何かを重ねてしまう。
>「何だろう・・・」
>そう呟きながら、その意味を捜す。
>目の前には、子供たちが無邪気に、シャボン玉を飛ばしている。
>消えたり、飛んだり、
>「一体、どこに行くのだろう・・・」
>そう、呟いた。
>その瞬間、シャボン玉が、はじけとんだ。
>子供たちが、声をそろえて、
>落胆する。
>けれど、空に一つだけ、高く飛んでいった・・・。
>その姿は、何かのとらわれない、恋心のようで・・・。



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