短編小説
雨のちはれ
>まあ、僕としては、こんな天気もいいかも知れないと思うけど、
>彼女はそうじゃないみたいだ。
>雨の日は、髪が爆発して、まとまりが悪くなるらしい。
>水溜りも、はねて、洋服にも、汚れがついて、彼女の顔はまるで、
>今日の天気のように、くもっている。
>しまいには、泣き出してしまう。
>けれど、どうしてだろう、そんな君の顔も、行動も、
>全てが、かわいいなんて思う、自分がいる。
>こんな天気でも、いいかもなー。
>君がそれを聞いたら、どう思うかな・・・?



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あきゅろす。
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