ディナータイム
君の握り締めたロザリオ。
見てごらん、
君の大事な彼も笑っているよ。
もう遅かったんだよ。
懺悔なんて聞きたくない。
震えるなよ。
君が悪いんだ。
僕だってこの両腕を、あんな奴の血液なんかで汚したくはなかったんだ。
それなのに君は、
君は彼が良いと云った。
どうしてなんだい
どうしてなんだい
僕の何がいけなかったのかい
こらこら
ちゃんと僕の話を聞きなよ。
彼の腸なんて美味くないだろ?
ほら口の端、
違う反対側だよ、
肉片がついてるよ。
食べるなら行儀良く食べなよもう。
(たべちゃいたいくらい、すきだったんだね)
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