B
「ふやぁっ!あっ、あァっ、あ」
突然開始された律動に、ピュクッと白く濁った先走りが飛び、自らの腹に散る。
秀護の首に必死でしがみつき、腰を強く打ちつけられるたびに喘ぐ。
「あっ、やふっ、ンあっ、ふか…いンっ」
「冬真、ほら、まだ残ってる」
そう言ってナカをぐちゅぐちゅと掻き回しながら身体を少し離し、生クリームが残る鎖骨辺りを俺の口元へ寄せてくる。
トロトロに蕩けた瞳でぼんやり確認すると、頭を少し上げ震える舌を伸ばした。
「ンあっ、んっ、んむぅ…ひぁっ、あむ…ぅ」
唇を寄せ、吸うように舌で舐め取っていくが、どうしても嬌声が漏れ上手くいかない。
しがみつく場所を首から背中に変え、それでも唇を寄せた。
「可愛い…冬真、そこ強く吸って」
「んン…っ、む、んっ」
言われるがままちゅうぅっと吸う。
息苦しくなるまで吸い、ちゅぱっと音をたてて唇を離した。
「いい子だ」
「あァンっ!」
一際強く穿たれ、目の前に星が飛ぶ。
イイ所を抉るように突き、ナカを激しく掻き混ぜ、俺をどんどん追いつめてくる。
パンパンに張り詰めたペニスが限界を訴えていて苦しい。
「ンあっ、あっ、あァっ、ひっ」
イっちゃう。出ちゃう。
朦朧とした意識の下でそんな言葉がよぎった時。
「ひやぁぁぁっ!」
きゅむぅっと胸の突起を摘むと同時にナカのイイ所を強く抉られ、衝撃でビュクビュクと吐精した。
ビシャビシャと自らの腹といわず、胸にまで白濁が飛び散り、白く汚す。
「っく…」
射精の反動でナカをキツく締めつけると秀護が小さく呻いて、深く深く貫き、最奥を熱いモノが満たしていく。
ドクドクと注がれるモノの熱さに身体が震えた。
腕から力が抜け、パタリと床に落ちる。
「ふゃ…んん…っ」
俺の息がある程度整った所で秀護が唇を重ねてくる。
最初は軽く。しかし、次第に深くなる口付け。
「くるし…」
唇が離れた隙を狙って弱々しく押し返す。
最後に俺の頬に唇を落として微笑むと、上体を少しだけ浮かせた。
「はぅ…っん」
射精したクセに全く変わらずの硬度を保ったままの楔がじゅぷりと淫音と共に引き抜かれた。
何をするのかと思っていれば、すっと身体の位置をずらし、俺の胸に顔をおろしてきて。
「ンきゃあっ」
ぺろりと舐めたのだ。
そこにあるのは、もちろん俺の出したモノ。
「ちょっ…あァっ、うっ…」
気持ちは慌てても、射精後の怠い身体は思うように動かないし、敏感度が増していて、舌の感触に強い快感が生まれる。
俺の胸、腹と舌を這わせながら秀護がクスリと笑う。
「このクリームならいくらでも食える」
「――っ!この…へんたいえろおやじ…っ!」
呂律の回らない口で悪態を吐く。
バカじゃねぇの?!
クリームじゃねぇし、そんなもん食うなっ!
結局俺の気持ちもむなしく、胸や腹の白濁は全て舐めとられてしまった。
羞恥と倦怠感でぐったりと横になっていたが。
「次はこっちだな」
ぺろ、と舌なめずりをする秀護。
次って…なに?
その答えはすぐに与えられた。
「やぁぁんっ」
白濁に濡れそぼつ萎えた俺のモノをぱくりと銜えられ、じゅぷじゅぷと舐めしゃぶられたのだ。
1、2度舐めれば全て取れるはずなのに、むしろ俺を高まらせるようにしゃぶられる。
そんな事をされて俺が反応しないわけもなく。
案の定しっかりと再び勃ちあがり、先走りまで零している始末。
「やっ…はっ、あァっ、ん」
おもむろに口を離すと秀護は俺の足を大きく開き、ぐずぐずに蕩けた蕾に自らのモノを挿入してきた。
その後はなし崩しに激しく揺すぶられ、俺のペニスを扱かれ、快感の波に飲み込まれた。
翌日、秀護の鎖骨下に小さな赤い痕を見つけ、俺は首を傾げていた。
END.
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