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Honey Days


俺の耳元へ唇を寄せ、カプリと甘噛みしてくる。

「んっ…やだって…」

「ん?あぁ、テレビ見たいんだっけ?見てていいぞ」

耳咥えたまま喋るなーっ!吐息がかかってゾクゾクするだろっ!

リモコンを持つ手は秀護の手によってかろうじてリモコンを落とさずに持っていた。
そんな状態でテレビをつけられるはずもなく、秀護の腕の中でただただピクピクと震えていた。

「感じてんのか?耳弱いもんな」

ククッと笑い、べろりと耳全体を舐められて、ビクンと大きく体が揺れる。

「も…やめ…」

抵抗の言葉は弱々しく、ともすれば甘い声が漏れそうだった。

「気持ちいいクセに。ほら、ココ尖ってんぞ?」

「ひんっ」

ごそりとトレーナーの中に潜り込んできた手が胸の突起をつつく。

そこは確かにツンと尖っており、恥ずかしさに顔を俯かせた。

「イイか?」

クスリと笑い、耳に直接囁きながら、片手の中指と親指で俺の両の突起を弄ってくる。
くりくり弄られたり、たまに爪で引っかかれるのがたまらない。

それでも素直に気持ちいいと言うのが嫌で、震える声で告げた。

「や…よく、な…いっ」

首を左右に振り、いやいやと示す。
しかし、そんな強がりも秀護には通用せず

「嘘はよくないだろ?それともよくなるまでずっと弄っていようか?」

クツクツと喉の奥で笑いながら言われたセリフに青くなる。

秀護はすると言ったら必ず実行する。
本当にずっと弄られ続けたら、もどかしい快感に気がおかしくなってしまいそうだ。

「や…やめ…」

「だってよくないんだろ?ずっとしてりゃよくなってくるかもしれないじゃないか」

俺の顔を覗き込んできた秀護はニヤリと笑ってみせ、ぎゅむっと両の突起を押し潰した。

「ンあぁっ」

「口でスる方がいいか?舐めて吸って転がして。あぁ、甘噛みするのもいいな」

「や、やぁ…っ」

された感触を思い出して、ぶるりと背筋が震える。
じわりと瞳が潤み、秀護の顔が涙で歪む。

「気持ちぃ…気持ち…から、やめ…」

片腕で秀護にしがみつき、懇願する。

「じゃあどうして欲しいんだ?」

べろりと頬を舐められ、目元に口づけられる。

俺は目を細め、唇の感触に瞼を震わせて口を開いた。

「ちゃんと…ちゃんと、シて…」




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あきゅろす。
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