Honey Days
9
ちゅっちゅっと触れるだけのキスを繰り返し、俺の体から力が抜けてきたタイミングを見計らって深い口付けになる。
「んっ…はぁ…っ、んふ…ぅっ」
くちゅりと水音をたてながら舌が口中に侵入し、ゆっくりと動き回る。
(い…つもと、違う…?)
いつもは唇を合わせたらすぐに舌が入ってきて暴れ回るのに。
今回は何ていうか、優しい?
「あんンっ…!」
ぢゅぷっと舌の裏を舐め上げられた刹那、甘い嬌声を上げてしまう。
その途端、しつこく舌の裏を攻められる。
「あふっ…あっ、あんっ…ふ」
止まらなくなった自分の声がイヤで、懇願するように薄く目を開いて上目遣いで見上げる。
すると、一瞬舌の動きが止まり、ほっとしたのも束の間、どさりとソファに押し倒された。
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