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幸村に(暇だから)家事を一通りできるように教えたらこうなった
書いている時間は深夜ですが、こんにちは。メルマガとってくださって ありがとうございます。え?拍手コメとかのテンションより低いって? すみません。話書くとき いつもこんなテンションですm(_ _)m メルマガを取って下さった方への最大の恩返しとは、最大の萌える話…ゴフンゴフン 最高のお話を書くことではないかと思うので、これからもこのテンションでいこうかと思います。 あ!見捨てないでくださいッッ!!!
ふと思いついた話を そのままメルマガに書いて送る形をとりますが、ごゆるりとお付き合いしていただければ嬉しさ極まりないです。では、どうぞ。



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貴方の身体が揺さ振れている感じがします。貴方はまだ寝たい為に身体を反転します。だが肩を掴まれました。痛かったので貴方は目を擦り 目を開けます。そう言えば、先程から誰かが貴方を呼ぶ声が聞こえてました。


「真っ白殿……やっと目を覚めましたな。」

幸村が心底安心しきった顔で貴方の顔を覗き込みます。一歩間違えば黒幸村が何か腹黒い事考えて言ってそう、だなんて しゃらーっぷ です。言ったら政宗様が飛んできます。

そういえば 何故か幸村は白のフリルのエプロンを着ています。
貴方は 何故 と疑問に思い、幸村に尋ねます。


「あぁ……以前、真っ白殿が某に食事の作り方を指導して下さった時に えぷろん を着けるべきだと仰った故に………どこか変な所はござらぬか?」


幸村は照れくさそうに言った後、結び目が解いてないか確かめます。くるっと後ろを振り向く姿はまるで犬のようです。
貴方は 幸村の身に付けているエプロンは きっと どこかの赤の他人が勝手に持ち込んだものだろうと納得して、彼に結び目が解けてないことを伝えました。
「よかったでござる!!」と、幸村はキラキラと輝いて 笑顔で答えました。

幸村は貴方を食堂へ連れていこうとします。しかし貴方は寝起きと言うこともあって 先に顔を洗う と幸村に伝えます。幸村はしょんぼりとしています。残念そうに垂れた犬耳が見えます。幸村の頭に。




色々とあって 貴方は顔を洗い終え、朝食をとります。もしかしたら昼食かもしれません。地獄と化した台所は見ない振りをします。掃除が大変そうです。

貴方は席に着きます。幸村は貴方の向かい側に座ります。
いただきます と合掌します。幸村も合掌します。貴方は食事に手をつけますが、幸村は食事をせず、ただ、期待をこめた眼差しで貴方を見ています。期待に満ちてパタパタと前後に動く犬耳が見えます。


貴方は幸村の作った料理を食べます。味は普通です。しかし最初の時よりはマシです。不味かった。
彼に馴染みのある和食が中心となって貴方の前に食事として現れてきましたが、どれも まぁ 普通 程度です。本当に 美味い と言えるのは、武田のオカンと竜の右腕の作る野菜達のフルコース料理でしょうか。まだ貴方は食べたことありませんが。まぁ 彼らが来るのは追々。


しかし貴方の舌は鈍感ではありません。日に 蟻の一歩程度ですが、彼の料理の腕が上がっていることが分かります。窓や棚拭きと言った掃除も段々上手になってます。最初は窓ガラスや棚のガラスを何枚も壊されましたが、最近は手加減を知って その回数が減りました。ガラスが割れた時は下に人がいなくてよかったです。

しかし貴方は ある不安を覚えます。
幸村が人並みに家事ができて、今朝のように起こしてくれるといった献身っぷりは、自分を駄目にするのではないか、と。
貴方は幸村に なぜ ここまで尽くすのか と聞いてきました。幸村は笑顔で貴方の問いに答えました。



「某は真っ白殿に恩を返すことが出来なかった。しかし、以前に 真っ白殿が某に、真っ白殿が生活に必要な仕事を教えて下さったおかげで、某は真っ白殿に、恩返しする方法が分かったのでござる。某の力は微々たるものかもしれぬ。真っ白殿に迷惑をかけたかもしれぬが、某は真っ白殿の役に立ちたい。真っ白殿に少しでも恩返しをしたい。
………駄目であろうか?」



幸村が貴方に問い掛けます。


(ピコ-ン)
→ご厚意に甘えて扱き使う
→程々に扱き使う


などの選択肢が出てきましたが、とりあえず貴方は そんな事他の人に軽々しく言っちゃ駄目だよ と言いました。幸村は そういう意味ではござらぬ… とふてくされて呟きました。




+++
政:Long and heavy!
小:文字数が多く 話が長いと言うことですな。
佐:いや、メールの容量の話でしょ……って。なんの話をしてんの?俺等。
政:Abou a postscript、だ。よーするに、さっきの話で俺達の名前が出たからここに出てるって訳だ。Do you understand?
佐:あぁ、そう。
小:…忍、元気無いな。一体どうしたんだ?
佐:いや………旦那があんなに家事出来ちゃうと、
政:自分の役目が無くなる、ってか?
佐:違うって。団子とか食材の隠し場所作らなきゃ、って思って。
政:……Ah?
佐:だぁかぁら。旦那が料理出来る=三時のオヤツを自分で作る。
わかる?この意味。
政:……Uhn. O.K.分かったぜ。
小:確かに…… 武田の若虎は甘味が大好物で………
佐:……俺の給料の半分が、旦那のオヤツ代………。
政&小:(哀れ………)
政:まぁ、でも 大抵ここに書かれる話は本編に書かれない話、没話が殆どだから安心すればいーんじゃねぇのか?
佐:切実に願うわ、マジで。
政:(目がマジだな…)
小:本編でも 真田は観葉植物の水やりをやってますしな。大丈夫でしょう。
政:だとよ。
佐:あ、それならセーフだわ。上田城の水やり、人手が足りなくて困ってたし。
政:………お前、忍の仕事してんのか?
佐:…旦那の姿見て、そう思える?(目の離せない保護者的な意味で)
小:……そうだな。
政:おい、小十郎。俺にはさっぱり分からねぇんだが。
小:いえ、貴方様には関係ない事ですので。(キッパリ)

政:Ah…ここまで付き合ってくれてThanks だ。
佐:本文に俺達の名前出たら大抵は最期に俺達が出るから…また会う日までバイバーイ。
小:大抵 筆者の話も最初の文で終わるしな… 要点は先に話す性質(タチ)だからな。
政:っつーわけで、Goodbye だ。
佐:あっけらかんしてる なぁんて 言わないでよ?どうせ長いこと住んじゃうんだから。
小:それに、色々と世話をかけるからな………。
だらだらと ここまで付き合ってくれてありがとな。(貴方の頭をわしゃわしゃと撫でながら)



+++

本当に ありがとうございました!!



++本当の余談
頭撫でられるのが好きなので最期のところでオトンに撫でてもらいました。←
兄貴(鬼のほう)は ぐしゃぐしゃだと思う。

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