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68. 居残り組み〜奥州と
「いいか、Don't quite move.Rest quietly(動くな、安静にしろ) だ。」
「えー。」
「えー じゃねえよ。また血が出たらどーすんだ。Huhn?」
「えー。」
「政宗様。ったく・・・貴方もそう無理をしないで頂きたい。」
「え。こじゅさん、別に敬語使わなくてもいいですから。」

なんか、ヤーさんと話している気分になるし。

「いや、しかし・・・。」
「いーじゃねぇか。小十郎。本人が良いと言ってんだからよ。なぁ、真っ白。」
「あー、うん。」

そういや、この人の名前 聞いてない。


「ならば、お言葉に甘えて・・・ なんだ この布団や床に続く染みは。どう言う事か説明して貰おうか。」
「えぇ やっぱさっきの敬語モードでお願いします。」
「No use だぜ、真っ白。極殺モードの小十郎は 誰にも止められねぇぜ。何せ俺も 小十郎に near to death されたからな!」
「それ、ちょこっと暴露すべき事じゃない。え、何?自分殺されちゃうの?僕、死亡?」
「Uh..それはねぇんじゃねぇか?お前、女だし怪我人だし。小十郎も平手一発はしねぇだろ。」
「え、された?」
「お前、人の brnkenheart を触るのを prefer する characterか?」
「いいや、このノリで。」
「乗るな。」
「いいじゃん。」
「おい、話逸らせたと思ってんじゃねぇぞ!」
「「すみません。」」

青い人と一緒にベットの上で正座をする。

「ちょっと、何で貴方まで私と一緒に正座してるんですか。」

無実でしょ。

「Uh?別に。反射だ。っつーか命令だ、敬語止めろ。」
「自分、名前も正体も知らない奴には警戒心バシバシ張って敬語丸出しって時があるんですよね。っつーわけで、名前知らない。」
「Huh??!!?!」

伊達政宗、ちょっと心に傷を負う。

「俺は伊達政宗だッ! 手前ぇの心に刻んとけッ!!!Dumn you!」
「だ、Dumn you!!?! ちょ、何でですか!何であんたに Dumnなんて言われなきゃいけないんですかッ!!ちょっと説明しなさい!一から!!!」
「分からねぇのか!!?!」
「えぇ!!!」
「!!!」

伊達政宗、更に心(プライド)に傷を負う。


「・・・政宗様は奥州の筆頭であるから 一部を除きゃ有名なんだよ。」

主の傷心を見るに耐えかねない部下が助け舟を出す。

「あ、あぁ・・・それで。すみません、政宗さん。勉強不足で。」
「Uh...いいわ。そのさん付けも止めろ。」
「無理です。さん付けは無理です。」
「・・・どう言う事か一から説明しろ。Can you?」
「Uh...心中察して。」
「あぁ?」
「政宗様、子供じみた真似はお止め下さい。」
「ッぅ! だってよぉ!」
「“政宗様”、だって。」
「! だからって それとこれとは関係無ぇよッ!!」
「 じゃぁ、ごめん。政宗さん、と 呼び捨てはできないけど、敬語止める事はできるから。それで許して、ね。」
「・・・・・・お前だけだからな。」
「ありがとう。」

「で、この布団と床に続く染みの説明はできたか。」
「「ごめんなさい。」」

極殺モードのこじゅさんには、謝るしか方法は無かった。

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