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109.5 おうしゅうのかいもの
「おい、小十郎。ここに小銭を入れるんだぜ? You see?」
「はっ。分かっております、政宗様。此処に銭を入れればよろしいのですね。」
「Yes, 確か…俺達は大人二人分に当たるらしいから百円玉と…」
「お待ち下されッ!政宗様っ!その役目 小十郎めにお任せ下されっ!」
「No, 小十郎。此処は俺に任せとけ!すぐにお前ぇの分も買ってやるぜ!」
「ならば、この小十郎め、ここで貴方様の勇姿を見させていただきます。」
「Ok!」

と言って 政宗様は 何やら細い穴に銀と銅の小銭を何枚かを入れなさった。その後 数個の灯りがついた。

「Ah...おい、小十郎。俺達の目的は 確か…何処だ?」
「はっ。×××めでございます。」
「×××ねぇ・・・Oh, これか。」

と言って 政宗様は数個の灯りの内一つを押しなさった。そして下から二枚の小さな紙が出てきた。

「これを駅員にshowするんだ。で、ソイツがこれにholeを空けたら通行可能、だぜ。」
「はっ。」
「じゃ、俺が先に行くぜ。」

と言って政宗様は先に 駅のほーむとかへ向かい、その途中にいる 門番らしき奴に先程の紙を見せ 変な物で穴を開けてもらった後、近くの柱に寄り掛かって待ちなさった。俺も 政宗様の行動に習って 駅員とやらに先程政宗様に貰った紙を見せて穴を開けて貰う。そしてすぐさま 政宗様の元へ走る。

「終わりましたぞ。」
「Ok. で、次にこのticketに書かれてる番号のtrainに行きゃいいんだが・・・どれだ?」
「・・・これに書かれている番号と名前のやつ、ですか?」
「Yes, 確かここらへんどじゃ・・・」

と言って政宗様は辺りを見回すが、どうやら此処では無いのらしい。此処は三番線ホームとやらだ。そしてこの紙に書かれているのは四番線。丁度 俺達の向かい側だ。そして、その発車時刻まで後一分しか無い。

「政宗様ッ!!急ぎますぞッ!!!!!!!」
「What!!?!」

政宗様には無礼だが、俺はすぐ政宗様の腕を引っ張って二番線とやらまで走って行った。


「ふぅ・・・何とか間に合ったようだな。小十郎。」
「え、えぇ・・・。」
「Are you Ok? 小十郎。なんか疲れているようだな。」
「いいえ。ただ・・・人が混雑しておりますな・・・。」
「Ah...なんか、つーきんらっしゅ よりはマシらしいぜ?これ。death of pressure が起きる程らしいからな。」
「何ですとッ!!?!」
「その時間帯じゃないから大丈夫らしいぜ。俺達もこうして座ってられるしな。」
「はぁ・・・。」

それにしても、行儀の悪い若造ばかりが目立つな・・・。

「Oops. もう着いたらしいな。行くぜ、小十郎。」
「えぇ。」

と、政宗様の後に着いて行く。入り組んだ道を通り過ぎると Nitoriと書かれた看板が目に入る。 get と政宗様が仰って、その建物の中へ入った。

「お待ち下され。この小十郎めを先に行かせて下されッ!!」
「Don't damn me. 俺の後ろを守るのは手前ぇだろ?」
「ま、政宗様ッ!!!!」

感動に浸る間もなく政宗様は足早に建物の中へ入る。急がなければ。
建物の中には沢山の見た事のない品物があった。 いや。真っ白の家で見た事のある品物があった。

「・・・なぁ 小十郎。」
「はい?」
「これ・・・真っ白に着せたら 良いよな。」

政宗様が一着の着物を手にして悩んでおられた。無礼を詫びて その着物の説明書を読む。「お風呂上がり等に」・・・どう言う意味だ?

「・・・政宗様、これは 一体どういう意味でありましょうか…?」
「ん・・・真っ白がnakedん時に羽織るやつだ。」
「・・・ご自重なさいませ。」

その後は何事も無く 買い物を終わらせた。


「おい、小十郎。アッチの方がcoolじゃねぇか?」
「いけませぬ、政宗様。我らが預かり申した金額では足りぬものですぞ。」
「Oh...」

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あきゅろす。
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