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105.5 いのこりぐみ
「鍵は閉めたか。」
「バッチリでござるよ!」
「ねー、ねー。がんたいのおにーちゃーん。かたぐまして、かたぐま。」
「かたぐまぁ?」
「肩車の事だろ。やってやれよ、西海の鬼さんよ。」
「言われなくてもやってやるよ。ほれ。」
「きゃっきゃ。たかいたかーい、こわいこわーい。」
「・・・な割りには全然fearじゃねぇな・・・。」
「乳首。それを落とすでないぞ。」
「分ぁってるって。」
「今の貴様はその親を見つけるのに丁度よい印になるからな。」
「おい。」
「あぁ!ならば 元親殿にくっついていけば 自然とこの幼子の親に辿りつけるのでござるな!」
「フン・・・計らずとも自ずと分かる事よ。」
「はやくはやくー。」
「Hurry,up. じゃないと鬼のhairが全部pull out されちまいそうだぜ。」
「痛ぇ痛ぇ。」
「じゃあ、元親殿。早く降りてくだされ。元親殿が進まぬと、我らは進めぬのだ。」
「へいへい。って、おい!動くなッ!」
「ねーしってるー?おんぶしてぐるぐるまわると じぇっとこーすたぁのきぶんあじわえれるんだけど けがするかのーせーがたかいから きけんなんだよー。」
「あぁ!分かった、分かったから髪引っ張んなッ!いててて!」
「面倒見がいいな、手前ぇ。」
「それ、どこ見て言ってんだぁ?」
「きゃっきゃ!」
「おい、乳首。その幼子を黙らせぬか。」
「無理だっつーの。んな風に楽しんでいるガキはそのままにしとくのが一番なんだよ、っと。」
「きゃっきゃ!とんだ、とんだ!うかんだ!」
「・・・煩わしい。煩い。我の気が散る。」
「んな事ぁ、言ったってよぉ。手前ぇにもあっただろ?こんな時代が、よ!」
「きゃっきゃ!」
「・・・。」
「某は、幼き頃 お館様にそうしてもらった覚えがあるでござる・・・。」
「Oh, そいつはluckyだったな。俺は小十郎にcarryされた記憶しかないぜ。」
「あ!うかんだのがおわったぁ・・・。」
「そりゃ come down が終わったんだからな。」
「ところで、何処にいくでござるか?この幼子の親の姿は見えぬが・・・。」
「阿呆か。貴様は その親の姿を知っているのか。」
「じゃぁ、どうするんでござるか?」
「フン。ただ辺りを探せばよかろう。この幼子が親の言いつけに従って真っ白の家に来たのならば、その親も自ずとあやつの家付近を探すであろう。」
「おぉ!流石は西海のさくりゃくか、でござるな!」
「フン。」
「おい、俺は?」
「Ah, はいはい。鬼だ、鬼。じゃ、looking for を始めるぜ?」



最後の筆頭の言葉に全員か頷いたか それとも全員が反抗して筆頭を落ち込ませたのかは、皆さんのご想像にお任せします←

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あきゅろす。
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