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novel
[R]ONLY……【エジフェイ15禁】
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それは急に視界に飛び込んできた。



ここはエイオス開拓基地。そこの倉庫の物陰で、エルダーのカップルが愛を確かめあっている最中。そんな場面にエッジは運悪く出くわしてしまったのだ。

「ーーーッッ

エッジの…心の奥の生物としての欲望が静かによみがえる。




「どうしたの…エッジ?」
食事中にもかかわらず、一人食の進んでいないエッジに、レイミが心配そうに声をかける。

「えーたん。れーたんの作ったしちゅう。おいしいのよ。」

横でふーふーしながらそれを美味しそうに食べる少女。彼女も不思議そうに僕を見上げていた。

「え?あぁ…うん…美味しそうだね。」

エッジは目の前に置かれたシチューに手を伸ばすと、カッカッとそれをかきこんでみせた…が。それは思ったより熱く… 

「ごぼっ

思いっきり吹き出してしまったそれで、僕は服を見事に汚してしまった。

ざわめく室内。
「もうっ!何やってるの!」「ごめんっ…」

慌てて片付けようとぞうきんを手に取るが、早く着替えてくるようにレイミに言われ…
「…すまない…」

僕は仕方なく部屋を出た。
ざわめきが遠退くのを感じながら…静かな階段をあがると、薄明かりの中、自室の扉が目の前に現れた。




「何やってるんだよ…僕はっ…」
自室に入るなり、汚れた服を脱ぎ捨てると、エッジは自分のベッドに身を投げた。今まで目まぐるしく過ぎ行く毎日の中で、すっかり忘れていた欲望。それより次に起こる出来事への期待が大きくて。それを追い掛けるだけで精一杯だった毎日…だったのに。

「あれは…反則だよな…」
あんな場面、急に目にしたら誰だって…

エッジは、いけないと思いつつも自らの中心に手をのばした…その時だった。

「エッジさん…入りますよ?」

「!!?」
返事をする間もなく扉は開き、濡れたタオルを持った彼がゆっくり部屋に入ってきた。
「フェイズ…」
「レイミさん…心配していましたよ。一体どうしたんです?」
そう言いながら、彼は濡れタオルを僕に差し出し、軽く頭を傾けた。彼のきれいな髪が揺れ、きれいな瞳が困惑の表情をうかべている。あぁ…そんな顔…今の僕には…

頭の中で何かが切れた音がした。

「!?エッジさんッッ?」

僕はタオルごと彼の腕をひっぱり、自分のベッドに彼を押し倒していた。二人の体がベッドにぐっと沈む。
「エッジさんっ…何をッ!」
疑問を投げ掛けようとするその唇を自分のそれで塞ぎ、さらに否定しようとする細い両腕を彼の頭の上で拘束した。

「ーーーッッ…!」
勢いのままめくれ上がった彼の上着の隙間から乱暴に手を入れ、少しふくらんだ胸の飾りに手を伸ばす。

「んんッッーー!!」

跳ねる小さな体。 
彼の真っ白で綺麗な頬が、たちまち赤く色づいていき。その頬をつたう雫がきれいで、はかなくて…僕の手は思わず力を入れるのを止めていた。
瞬間…


ーーーーパシッ!!ーー
乾いた音が部屋に響き渡った。僕の頬は僕の下の彼以上に赤くそまる。

「ーー…っは…っ…」
その隙に慌てて体を起こした彼は、めくれた上着を下にぐっと引っ張ると、ベッドから立ち上がった。上がったままの彼の息が部屋にこだまする。

……もう終わりだ……

後悔と絶望の中、ベッドの上で固まる僕の耳に、彼の震えながらも、しっかりとした言葉が聞こえてきた。

「……え…エッジさんは…男です…そして僕も。…なのでこういった欲は僕にも分かります……ですが…」
「フェイズ…」

「いきなりでは……その…心の準備ができませ…ん…」

思いっきりうつむいて、思いっきり真っ赤な顔の彼。
「フェイズ…それって…」

そんな僕の言葉をさえぎるように、彼はいきなり僕の顔を指差した。そして、真っ赤になりながらも


「エッジさん!これは罰です。明日のおやつのクッキー。全部僕にくれることッッ!!」
今度はしっかり僕の目を見て言ってきた。
「フェイズ…」
「それと…」
「…それと?」


「僕以外に……そのっ…なっ…なんでもありませんっ///」


ぽかんと口を開けたマヌケヅラをする僕をおいて、彼は部屋から飛び出していった。

再び部屋に沈黙が流れる。


先ほど叩かれた頬をさすりながら、

「了解!」
僕は心の中でつぶやいた。
当分、頬がゆるむのを止められそうにない。






END

はい。突っ込みどころ満載ですね〜(^^ゞ ごめんなさい…急に書きたくなって思いつくままに書いちゃいました…


てか…初めて15禁なもの書いちゃったよ…ドキドキですよ。すべてはフェイズが可愛いからいけないんだ…ねぇ?…皆さん!?(聞くな)


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