骸先生の華麗なる診察A



患者名:雲雀恭弥





Q.What's wrong?







雲「死ね」



骸「回答になってませんよ。…ああもしかして、前回に引き続きツンデレ祭ですか。まぁそんなツンデレを服従させるのもまた一興ですけど」


雲「デレデレした事なんか一度もないけど。ていうか君Mだよね、気取ってS発言しないでくれる?」


骸「さぁさぁこちらに来て、とりあえず服を脱いで下さいね。クフフ…僕は医者ですから何も恥ずかしがる事はないですよ」


雲「帰る」



骸「おや。咬み殺す、じゃないんですか」


雲「殺す価値もないよ。君なんか老化して勝手に死ねばいい」


骸「成程、症状は老化ですか」


雲「耳剥ぎ取ってやろうか」



骸「クフフ…雲雀君、老化は医療では何ともできないんですよ。知ってますか?」


雲「惜しいね、もし老化が食い止められるならその果実頭の老化も止められたのに」



骸「じゃあお注射しますね」


雲「とことん人の話聞かないなお前」




骸「もう、じゃあそこまで言うならちゃんと自分で症状を説明して下さいよ」



雲「…いや、別にないけど」


骸「おやおや、君も僕に会いに来ただけと言うんですか?クハハ!!全く、可愛いですねぇ」


雲「なんて言うんだろこの感情、握り潰したい?」


骸「肉棒を?」


雲「違ぇよ」


骸「クフフ…興奮しますね」


雲「ねぇなんか息荒いんだけど」




骸「…で?ほら、形だけは医者なんですから診察させて下さい」


雲「言っちゃったよ形だけって」



骸「ほら」


雲「…強いて言うなら花粉症だけど…市販の薬で済ませてるから平気だよ。じゃ」



骸「ちょっとちょっとちょっと!じゃ、じゃないですよ何帰ろうとしてるんですか!!お楽しみはこれからでしょう!」


雲「君と楽しむ事なんか何もない」



骸「ありますよ、例えばSMとか」


雲「帰る」



骸「待ちなさい。せめて君に犯される事を想像して勃起が収まらない僕の半身を抜いてからにして下さい」


雲「マジ消えろってお前」


骸「クフフ…もしかして放置プレイですか?いいですよまぁソフトSMですけどやってあげましょう、その代わり我慢できた暁にはハードなSMをしてくれるんでしょうね?出来れば激しく虐めてくれると興奮するんですが」


雲「ちょ、寄るな」



骸「クフフ、反抗期ですか?」


雲「違う」



骸「…じゃあ何で病院に来たんですか。病気でもないのに」



雲「知らないよ。起きたらここに居ただけ………そういや何で眠ったんだろう」




骸「クフフ、この睡眠薬中々効くみたいですね。雲雀君を並中からここまでお姫様抱っこで運んだかいがありました……まぁ苦労はしましたが雲雀君の寝顔が見れたので全然構いませんけど」




雲「………」


骸「…雲雀君?」










雲「ブッ殺す」









―少々お待ち下さい―













雲「治療費いくら?」



犬「要らないびょん」


千「ていうかお疲れ様でした。うちの馬鹿が迷惑かけてすいません」


雲「君達も大変だね」


千「分かってくれて嬉しいです」







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