one
「!や、やだっ…そこはっ」
「今更、じゃない?最後まで気持ち良くなっちゃおうよ」
沢田さんはスカートの横ホックを開け、チャックを下ろし、スカートとスパッツを一気に脱がした。途端、空気が下着一枚の薄い壁を抜けて私のそこに触れ、足にスースーした感覚が走る。
……これで今私をちゃんと守ってくれてるのは、パンツとニーハイだけになってしまった。
「…ねぇ、なんか染みがついてるよ?」
「…え……?」
「あれだけなのに濡れちゃったんだ、面白……ほら、パンツの上から触っても分かる」
「あぁっ!!」
沢田さんの細くて長い指が、私のソコをするりと撫でた。湿った肌と布が触れる感覚が身体を抜けて、私は思わず大きな声を上げてしまった。それに気を良くしたのか、沢田さんはにっこり笑いながら、指でソコを何度も往復する。
……やばい、…なんか、ヤバイ。
「っあ、ひゃっ…や、めて…っん」
「ほんとにマゾの才能あるんじゃない?ビショビショだよ、ここ」
「あッ…」
下着の隙間から入りこんできた指が、直に私のソコに触れた。小さな水音が立ち、今までとは比べ物にならない感覚が私を襲う。
……もう駄目だ、と本能が告げる。
「もうパンツも意味ないね、これじゃ。脱がすよ」
「あ……ダ、メ…」
私の制止にも構わず、沢田さんは下着を器用に下ろし、片足、また片足とそれを外していった。
……ああ私、今ニーハイしか着けてないだなんて。信じられる、訳がない。
「黒ニーハイだけとか…エロいね。そそる」
「う……あ、もっ…やめて、お願い……」
「やだよ、これからじゃん。……じゃあ…そうだね、一応処女だから…指一本から、にしようか」
「え………ひあぁっ!」
つぷり、と。
ぬめった私の中に入ってきたのは、今まで私の身体を散々弄ってきた指。流れ止まない液体がその侵入を助け、多少の痛みはあったものの、それはすぐに消えて今は異物感のみとなった。
だけど、嫌なモノであることには変わりがない。
「や…抜い、て…」
「一本は楽勝か…じゃあ三本ならどうかな?」
「!!?む、無理無理…っあああッ!!!」
流石に、痛かった。異物感は増すし、しかも今度は三本ばらばらに私の中を掻き乱して、……何だろう、痛いんだけど、…それ以外の感覚が。
「やっ…あ、変っ…」
「変?…何が」
「か、らだ……なんか、あついっ…変っ…!」
知らないうちに腰が揺れてるし、顔は異常に熱くて赤いし。そんな私を見た沢田さんはちょっと驚いたように私を見つめるとやがて満足気に微笑み、こう言った。
「それを『気持ちいい』って人は言うんだよ。平たく言えば……快感?」
……そんな、馬鹿な。こんな、強姦行為が気持ちいい、だなんて。
…もし本当なら、…そんなの、私は変態の部類に入っちゃうんじゃないのか。
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