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◇Other
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「お疲れーっした」

気付いたら撮影は終わっていた。
幾度達したか知れない佐々原は、未だ呼吸もままならないでベッドに突っ伏している。

「はい、お疲れ。これ金額確認したら向こうにシャワールームあるから」

「あざーす。よっしゃ、行こうぜ裕人」

バスローブを羽織った尚に促され、けれど佐々原が気になってもう一度振り返ったらあのエロ親父が抱き上げて隣の部屋へ消えて行った。



「にしても、マジでいいバイトだったよなー。このご時世に、こんなにオイシイ思いしててイイんかな?」

帰り道は後悔の嵐。
佐々原はあの後どうしたのか。

「なぁにヘコんでんだよ。見掛けに寄らず繊細すぎ。もっと図太くなれよー」

そんな気のなかった現同級生とうっかりヤってヘコまずにいられるか、と思う。
向こうも気付いてた上にこちらは途中から自棄になって。

喋ったことはろくに無かったが挨拶くらいは交わしていた。
前後の席で。
それが、明日からどんな顔をして学校に行けばいいのか。


重い気持ちで家に帰り、夕食も食わずに寝付いた。
机の上の封筒。
金の使い道なんか考える気にもなれない。




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あきゅろす。
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