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◆青山恭平の事件簿◆
占い師VS青山恭平(3)-7
「ところで、今日は三人お揃いで、どうしたんですか?」
 裕紀さんに聞かれた。

 しまった!この展開で、あんな話は出来ない。

 恭平が、とっさに誤魔化した。
「あ、ちょっと、成澤さんと話がしたくて…」
「成澤君と?そうか、じゃあ、呼ぼう。」
お父さんが内線で呼ぼうとしたが、恭平が断った。
「あ、お父さん、自分で行きます。久しぶりに家の中を歩きたいし…」
「そうか。
 だが、昼食を食べていきなさい。今、それも言おうと思ったのだ。」

 なんと、このお父さんは、この雰囲気の中で、食事をしていけと仰る。

「あ、成澤君か。昼食を…そうか。」
 恭清氏は、内線を切った。
「もう、準備にかかっていたそうだ。流石は成澤君だな。食事は1時間後だそうだ。
 じゃあ、食事まで、好きに過ごしなさい。」
恭清氏と裕紀さんは、出ていった。どうやら、逃げられないようだ。

 それにしても、裕紀さんはすごい。あのお父さんに意見している。それにお父さんも、裕紀さんの仰ることには、耳を傾けられるようだ。

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