「真っ赤、あるな」
…………返り血で。
「えへ」
「『えへ』
じゃねえある」
「紅は幸せの印あーるー」
そ の 紅 は 不 吉 あ る
白い服が赤く染まるとか尋常じゃねえある。っていうかやけに輝いている笑顔が怖ぇある。
「……覚悟はできてるある。嘘偽りなく、話すよろし。」
ハンナの両肩を掴んで、諭すように静かに語りかける。きょとんとされた。
だがその後間もなく、まるで何もなかったように再び口角は上がった。
「耀怒る?」
「怒んねえある。」
「ヨンスはんごろし」
「聞こえねかったある」
「はんごろ」
「話がまったく見えねえある」
「涼解」
まったく脈絡のない話に我が目をぱちくりさせると、ハンナはそして真顔となった。
「ヨンスに胸揉まれて半ご
「咳(ああ)、我用事思い出したある」
「え、今日暇とか言っ
「すぐ帰るある。
ハンナは大人しく留守番するよろし」
火紅〜いざ出陣〜
「ハンナのおっぱいは我だけのものある!!」
「真面目な顔して何言ってるの?!」
涼解=了解
火紅=血気盛んで燃えるような
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