[携帯モード] [URL送信]


ステージ

あなたの退屈な日常の中で
私は必死に呼吸をして


スポットライトに照らされる
見つめる先には誰もいない
音を掻き鳴らし唄を歌い
真っ黒な壁を射抜くように

目前の幸せに打ちのめされた
全てが優しくはなかった
願わくば何もかもが
一夜の夢だったならいいのに


目が合ったことさえ
気付かなかったのは
私の頭が貴方を消したから
私を傷付ける暖かな光を
怖れていたから

私は必死に呼吸をして、
過去の奇跡にすがっていた