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お遊戯(R15)

アマメフィ




「兄上。新しい遊びを覚えたので、一緒に遊びましょう」


まぁ、今日は気分もいいことだし、こんなに目を輝かせてねだるアマイモンも珍しいし―


「いいだろう、相手をしてやる」

「では」

ドサッ。

「え、ちょ、アマイモン…?」

「何ですか?」

「な、何で私は押し倒されて…?」

「そういう遊びだから、です」

「待て待て待て待て!! おまっ、それは遊びでも違う意味の遊び―…あっ」

「大人しくボクに抱かれて下さい」

「…はい」


って、どこで覚えたその口説き文句!しかも耳元で囁くなんて高度な技を…!


て、ちょ、どこ触って…!?
そ、そこはまだ早…あっ、あ――っ!





「は、初めてのくせに上手い…」

「本で見た人より、兄上気持ち良さそうでした」

「余計なことを言うな!」


恥ずかしい!
…て、ん?ちょっと待て。


「本、と言ったか」

「はい」

「…何処で仕入れた」

「兄上の寝室のタンスの中に厳重に隠されてました」

「…」


「まさか兄上が同性愛行為を好んでいたとは。いやはや知りませんでした」

「…」


凄く、嫌な予感がする…

あ、ほら顔付きが何時もの愛らしい弟のものじゃない…


「今度からはボクが兄上を満たしてあげますから。何時でも言って下さいね」

「…き、気遣いないなんて必要ないぞ?」

「兄上こそ、お構い無く。我慢は体に悪いですよ?」


め、目がガチ…!




どうやら、密かに隠し持っていた同性愛本を見て、アマイモンが【禁断の遊び】に完全にハマってしまったようだ。


ああ、これから身が持たなくなる日々が訪れると思うと、ぞっとする…。


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と、言う割に結構楽しみにしてると私的に美味しいです(^q^)





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あきゅろす。
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