平凡と俺様
②
「・・・ハイ！お兄様、お紅茶！」
「兄さんはロイヤ・・・」
「今はストレートで我慢してくれる？ね？お願い！」
「・・・分かった」
「・・・で、帝臣はブラックでいいの？」
「ああ、私は・・・」
「いいよね！はい、山野先輩！ほうじ茶！」
「悪いな」
「・・・で、美作先輩は何ですっけ？ていうかDSばっかしてないで仕事して下さい！葉山先輩1人でやってるじゃないですか！ちなみにそのボスはシッポが弱点です！」
「うぃ～、ありが～・・・」
「ああ！葉山先輩！お待たせしました！全校生徒ってことは・・・600部ですか？先生達のも合わせてもう少し多い目に刷ってきますね！」
「う、うん。印刷室の使用許可は・・・」
「四ノ宮先生に貰えばいいんですよね！分かりました！一緒に使い方も教えてもらってきます。・・・えと、浅野先輩の書類はそのとき一緒に渡してくればいいですね」
「あ、ああ。頼むよ」
「はい！じゃあ、俺職員室と印刷室いってきま～す！」
やるからには俺、一生懸命やらせてもらいます！
「「「「「「・・・」」」」」」
「いやあ、さすが中大路が抜擢しただけあるね。というかさすが、鈴木の弟？」
「・・・ええ。実際、双龍は生徒会の仕事に向いてると思いますよ。まあ、私の弟ですから」
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