[携帯モード] [URL送信]

平凡と俺様
A
 いや、でも本当に冗談じゃなすまないみたい。

「じゃあ、先生。浅野先輩からの書類、確かにお届けしました」

「はい、確かにお届けされました。・・・で、印刷室の使用許可でしたよね」

職員室の四ノ宮先生のところへ行ったのはいいんだけど、その。

何かあるごとににこにこと俺の頭を撫でるのは如何なものでしょうか!?先生!

 いや、某友人曰く“撫でやすいサイズでいい感じに手にフィットする丸さ”らしいので思わず先生が撫でてしまうのは仕方ないとしよう。しか〜し!

「し、四ノ宮先生!そ、双龍くんの頭を撫でるのは・・・その!僕・・・ぅごふ!」

英秀の前での頭撫では禁止です!俺を取り合うのはやめて〜!・・・なんちゃって。

「・・・全く。鈴木君に現を抜かす暇があるなら数学式の1つでも覚えた方が有意義でしょうに。いえ、鈴木君が魅力的なのは私も認めざるを得ませんが・・・」

って先生・・・?それは、その・・・冗談ってことにしてもいいですよね!!!!

ていうか冗談じゃないと困る!

「ふふふ。・・・さて、大分話が逸れてしまいましたね。鈴木君は印刷機を使用するのは初めてでしょうから、私がご一緒しましょう」

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!