おまけ
「ただいま〜」
「おかえり、はやてー！」
「マイスター、おかえりななさいなのです！」
「おかえりなさいませ、主」
「うん、ただいまただいま」
「シャマル、まだ出なくても大丈夫なのか？」
「うん、今日はいつもより少し遅くても大丈夫なの」
「はやてー。今日の晩ご飯なに？ あたしお腹ペコペコだよ〜」
「もうちょい待ってな。すぐにシャマルと一緒に支度するから」
「「「「え”」」」」
「ん？ どうかした？」
「シャ、シャマルも一緒に料理をするのですか？」
「そうや」
「あーあ、折角はやてがお休みだから、はやてのご飯が食べられると思ったのにー」
「のにー、です」
「ひどい！ 私だって、ちゃんと練習して上手になってるんだから！」
「そのセリフ、今まで何度聞いたことか」
「うむ」
「シャマルの料理レベルは、もう普通の敵じゃなくてはぐれメタル100匹倒すくらいじゃねえと上がんねーって」
「もう！ バカにして！」
「まあまあまあ。今夜は私も一緒に作るんやから――はっ!?」
「マイスター、フォローじゃなくてトドメ入れちゃったですね」
「シャマル！ 待って待って！ 今のは冗談やから！」
「……いいんです。私はひっそりと毒の沼に浸かって、はぐれメタルと格闘してきますから……！」
「ちょっ！ クラールヴィントに頭突っ込んでどこへ行く気や！ み、みんなも手伝って！ ああ！ もう腰の辺りまで飲み込まれてる！」
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