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小説
ギフト文:神田怜李様より@
違うサイト内でもお世話になっております、神田怜李さんから頂きました、「かむなぎ」の小説です!
有り難うございます(泣)
初めて「かむなぎ」の小説を頂いちゃいまして、私もウッハウッハ言っております。

時間枠は、節子の護衛を茶蛙が請け負う前辺りです。
その時の蛙同士の話し合いの様子を書いて下さいました!

という訳で、怜李さんの素敵な小説は、下記からスタートです!

* * * * *

節ちゃんの護衛を決めた時の公平なくじ引き(笑)
青蛙は不在で(笑)


「…と言うわけでじゃ。
わし等の中から護衛を出すことになった。」


そう言って黄蛙はピョコンと跳ねた。


「わしは一回あの娘っ子を助けたから、嫌じゃ。」


そんな黄蛙の問いに間髪入れず答えたのは赤蛙。
黄蛙は苦笑して、わしと後で眠りこける緑蛙を見つめた。

う…嫌な予感がする。

ココは先手必勝じゃ!


「わ…」
「わしは湯浴みの見張りや縦笛の練習をしなきゃならん。」


“わしも嫌じゃ”そう言おうとした時
確かに先ほどまで眠っていた緑蛙が話した。


「そうじゃの。
しかし、困った。
蛇神様の言いつけじゃ。
この中から必ず一匹は行かなくちゃならぬ。

しかし、わしも食事の準備をしなくちゃならぬしの。」


そう黄蛙が言った時
赤蛙や緑蛙が此方を見た。

気のせいじゃろか。

“お前、行ってこいよ”的な視線を感じるのは。


「茶蛙。」


わしが悶々と考え込んでいると
黄蛙の声が降り注いだ。
顔を上げれば、赤、黄、緑とわしの方を見つめておる。


「……。」


黙りこくれば、赤蛙が余計なことを口走った。


「茶蛙、どうせ、用事ないんじゃろ?
あの娘っ子の護衛引き受けぬのか?」

「……。」


どうせ、こうなると思っとったんじゃ。
わしは盛大なため息を漏らすと、半ばヤケクソで叫んだ。






「わしがいけば良いんじゃろ!!」


END(笑)

* * * * *

蛙の可愛さが全開で、本編の作者(蓑)もニヤニヤしてしまいました!
素敵な小説を本当に有り難うございました☆

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気まぐれ堂

怜李さんのサイトには、恋愛やファンタジー、ホラーなど幅広いお話が沢山あります。
是非どうぞ!

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