宇宙と夢と地球
宇宙は未知
星空を見上げると
なんともいえない不思議な感覚を覚える
宇宙って？
太陽って？
銀河って？
ブラックホールって？
地球って？
人間って？
………
たくさんのハテナが浮かんで
わくわくして、
そわそわして
楽しくなったり、
不安になったり
こんなに広い宇宙に比べて
自分なんてちっぽけなんだなって
地球なんてたったひとつの星にすぎないんだなって
思ったりもする
そして
たくさんのハテナを
解明したいと言う人がいる
地球以外の星を知りたがる
月へ行きたがる
支配したがる
コントロールしたがる
宇宙に夢をはせることはすてきなこと
だと思う
だけど
すべてを知ることがいいことじゃない
そうやって
環境悪化した地球からの逃げ道を探すのなら
誰かの夢も利用価値の追求に消えるんだろう
地球さえ大事にせずに
人間が住めない環境になったら、他の星に移住しようなんて
ふざけてる
私たちは私たちが住むことのできるこの地球に
いたわりと友愛を持ち、自然と共存すべきだ
国際宇宙ステーション
だったっけ
なんのために要る？
そんなものつくる前にすべきことがあるだろう
なんでもかんでも支配して
それがいいことなわけない
自然の摂理に、流れにそむいて
人はなにを欲しがるのか
火星に人が住めるかどうかなんて
考えるだけ虚無だ
この地球にいるからこそ生きれて
知ることができた
もうそれだけで、いいじゃないか
宇宙にはせる夢は
謎だからこそきらめく
それ以上を求めるのはもはや夢じゃなく
ただのエゴだ
宇宙人はいるのかな？
知ることを願っても
支配やコントロールしたがるのは間違いだ
宇宙に費やす希望は
この地球で生まれるのだから
2009.9.27
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