9.11
とある番組で
放送されたもの
9.11テロのあと、ブッ○ュ大統領はテロ撲滅を詠い、世論の9割はそれを支持したらしい
だけど、40数人の、テロの被害者の遺族は、それを望まなかった
それは同じことを繰り返すだけだと知っているから
ほんとうの意味の平和を願って、憎しみを絶ったんだ
反感をかうことを、逆風を受けることを知りながら、テロを殺すことに使うより強く正しい勇気を持って、武装じゃ平和はうまれないって、身を呈して訴えたんだ
なんで、9割もの人は、世間に流され、単純なことに、気付かないんだろう
涙が出てくる
実際にこうして、
ほんとうの痛みとほんとうの憎しみと真正面から向き合ってる人がいるということを、知ってほしい
それでもまだ
テロは消すべきだと
武力にものをゆわすのなら
またさらに肥大した憎しみを帯びたテロを
いや、一人ひとりの人間を
うみだしてしまうだろう
テロとはなんだ
か弱い一人の人間
私たちとなんら変わりのない、
感情を持つ命
その集まりなんだ
まずは、そう、
遺族の方々のように
向き合って考えるべきだ
武力や
国際関係としてじゃなく
ひとりの人間として
ひとつの声として
命として
おさまらない怒りを目の前にしたら
きっといてもたってもいられなくて
戸惑い、涙し、嘆き、叫ぶかもしれない
でもそこには
9.11テロの被害者の遺族の方のように
向き合って、考える人がいるかもしれない
可能性はゼロじゃない
逃げない
諦めない
世界のあり方を証明できるのは
世界の中に生きる私たち自身だ
2009.9.26
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