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GS1〜3&レストラン
蹴落とせ恋敵 ローズキングの座を奪え!〜予告編〜(オールキャラ)
はばたき学園に語り継がれることになる伝説の戦い。

「ローズクイーンが居るならローズキングが居なきゃおかしい。うん。だから俺が美奈子を守るキングになる」

それは桜井琉夏の突拍子の無い一言から始まった。
「ほほう、それはおもしろそうだね」
たまたま通りかかったどこかで見たことのあるダンディーな紳士の耳に止まり、学園を上げてローズキング決定戦が開かれることとなる。


「キングってーのは強い男がなるもんだ。バカルカじゃあ話にならねぇ。俺がなってやる」

指をバキバキ鳴らしつつ、周りの男子生徒を威嚇する桜井琥一。
これでかなりの数の男子がまだ死にたくないと棄権していった。

「腕試し大会って聞いた。俺も出る」

柔道着を身につけ気合十分の不二山嵐。
しかし何か勘違いしている。

「美奈子ちゃん、俺のカッコイイとこちゃんと見ててよ」

立候補してきた他の面々に若干ビビリつつも、引くつもりは無い新名旬平。
桜井琥一の凄みに気合で立ち向かう。

「卒業生も参加自由ってことにしてもらったんだよ。お手柔らかによろしく」
柔らかに微笑むOB紺野玉緒。
突如開催されることになったローズキング決定戦。
ダンディーが生徒会に運営を丸投げし、パニックになった現生徒会長が紺野玉緒に助言を求めた。
紺野の底に渦巻く美奈子さんを誰にも渡さないという強い想い。
「それは大変そうだね。僕も出来る限り手伝うよ」
にっこり笑って胸を叩いた紺野玉緒に現生徒会長は涙を浮かべて喜んだという。
しかし蓋を開けてみればどうだ。
卒業生も参加可能という面倒くさいことを、さも当たり前のことように提案してきたではないか。
それはちょっと…と困惑する運営陣をどこまでも穏やかに強引に説得し、見事に丸め込んで承諾させた。
彼の手腕は現役を退いてなお健在だった。
現生徒会長は別の意味で涙した。

「フッ、俺以外のヤツがキングになったんじゃ美奈子が気の毒だからな。しょうがなく出てやるんだ」

態度だけはデカいOB設楽聖司。
紺野から今回のことを聞き、自分も参加させろと迫った。

「それ、女子でも参加できるのッ!?」
花椿カレン。
「そんなぁー」
野球少年。
「珈琲」
OB有名小説家。
「ん?なに?」
誰?
「青春だぁ!」
先生。

ここら辺は一次予選で敗退。


知力体力演技力だけじゃなく、ローズキングになるには運も必要になってくる。

「愛してる…演劇のセリフだから言ってるんじゃない。心からそう思ってるんだ」
「琉夏くん…」

「声出すなよ、あいつらに見つかっちまう。もっと身体寄せろ。…柔らけーな、美奈子の身体」
「琥一くん…」

「ん?次はおまえと戦うんか?」
「不二山くん…」

「次の相手超パネェし!勝てる気しねェ!けど美奈子ちゃんの見てる前で負ける訳にはいかないっしょ」
「新名くん…」

「美奈子さん。君がローズクイーンだから僕も立候補したんだ。わかるよね」
「紺野先輩…」

「いいからさっさと俺の手を取れ!照れるな!いつもしてることだろう!?」
「設楽先輩…」


誰が勝ち残るのか。
誰が小波美奈子のキングになるのか。
勝利の女神が微笑むのは誰に?

ローズクイーンである小波美奈子に恋焦がれる余り我を失った男達のみっともない戦いが今、幕を開ける―

蹴落とせ恋敵。
近日公開…しません。



書き逃げー。


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