ちょっとした遊び(六角) *六角中にて 「そろそろ来る頃だな」 「何が? サエさん」 「オジイが作ったラケット」 「あ、そうだった!」 部室で佐伯と葵がラケットの到着を待ち望んでいる。 「レギュラー全員分が一気に来るんだ。なんかわくわくするね」 「練習試合に間に合ったな」 和やかな雰囲気の中、ドアが開く。 「オシリが狂ったらゲット」 「間違っちゃいねぇがやめろ」 黒羽の蹴りではなくチョップが天根に直撃。 「バネさん、間違ってないってまさか……」 「でかい蟹に尻を挟まれて、一時間平気で立っていられた奴がラケットもらえるんだとよ」 「ちなみにあの人はすでに脱落してるんで」 天根の視線の先(外)に、倒れた首藤がいた。 「それ絶対痛いのね〜」 「くすくす……。オジイにもやってもらいたいな」 続く、ようで続かない。 END. こんな感じで六角はほのぼのする。 20080625 [戻る] |