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54.守護者 探し ****


ドオォオン。


けたたましい爆発音と同時に砂煙が立ち込める。



「こっちですっ」

「急いで!早く!」



砂煙の中から男女の叫び声が響く。少しづつ煙が晴れ、シルエットが浮かび上がった。あれはっ



「ランボにイーピン!」

「誰かを連れてるな」



目を凝らして良く見ると、確かに彼らの向こうに二人の人影が見えた。
ランボ君達は京子さんとハルさんという方を迎えに行ったと聞く。つまり、あそこに居るのは、京子さんとハルさん!



「京子さんっ、ハルさんっ、此処は私が…」



赤いチャイナ服の女の子が何か言い掛けた。けれど、――ドォォォン!



「きあぁああっ」

「うわぁあっ」



次の瞬間には、彼らは再び攻撃されていた。激しい爆発と同時にランボ君達が吹き飛ばされる。



「上かっ!!!」



獄寺さんの声に促されて、私も空を見上げた。視線の先に居たのは…!





「止めを刺して来い」

「任してよ、兄貴」





黒い戦闘服を纏(まと)った、二人の人物…。


「山本さん、あれ!」

「嗚呼。ミルフィオーレのブラックスペルっっ」



守護者 探し


(ついに戦闘が始まる)


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あきゅろす。
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