短編
君のうしろに…(樹+空)
「……ごめん、樹君。こんな夜中に突き合わせちゃって……」
「……………別に」
「いや〜夜の学校ってなんか出そうで…その……怖くてさ」
「…………」
「よりにもよって課題プリント忘れちゃうし……」
「…………」
「あの?樹君、なんか言ってくれない……?俺怖いんだけど…………υ」
「………………いる」
「へ?」
「…………科学室…」
「……え〜っと、それってもしかして………ゆうr」
「わからない。けど、何かいる」
「うわっΣち、ちょっと待って…樹君!」
(こんな時間にいる、って言ったら幽霊しかないだろっ…う゛ぅ〜〜)
ガラッ…
(って、躊躇いなくドア開けちゃったよっ!!うわ〜絶対呪われるよ〜……うわっ、樹く―んっ!置いてかないでよ…!)
「………倉木 悠」
「…ほぇっ?」
「こんばんは。こんな遅くにどうしたんですか?」
「(それ、俺の台詞……)忘れ物取りに…」
「そうですか。でも夜の学校は危ないので気を付けて下さいね?」
「……?」
(夜道じゃなくて、学校が…?危険…?)
トン、トンッ…
『……蒼木くん、帰ろう』
「そうだね。帰ろうか?樹君」
「………!?」
「どうした?」
「………僕、何も話してない…」
「えっ…」
(ってことは、まさか……さっきの声って……)
「ゆ、幽霊………?」
「たぶん」
君のうしろに…
(二度と夜の学校なんて来るもんかっ!!)
━━━━━
キャラ設定がなってないまま書いたから、空君がめちゃくちゃ…(^-^;
ヘタレ……?
最初は空君、攻だったんだけどな…
(2009/03/14)
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