短編
生クリームの罰ゲームの少し前(隆くー+悠)
「おい、悠何処行くんだ…?まだ会議中なんだが……」
「ちょっと悪戯しに行ってきます。すぐ戻ってきますからっ」
急に悠が会議室を出ていったのを不思議に思いながら、ふと目を外に向けた。
そこには見慣れた影が二つ。
「…なるほどな」
*
「なんで俺がお前の買い出しに付き合わなきゃなんねーんだよっ…めんどくさい」
「いーじゃん、たまには。たとえ救急箱の中身の買い出しだとしても、俺はくーちゃんとデートできて嬉しいよ☆」
「デートじゃねーよっ////」
「デートじゃないんですか?」
「絶対、百歩譲ってもありえn……って倉木?!!なんでここにっ…!?」
「頼みたい物があったので…隆おじさん買ってきてくれません?」
「自分で買いにいきゃいいだろ。ていうか、おじさんって呼ぶのやめろよ…俺まだ21なんだぞ」
「無理ですよ。今会議中ですから。」
「会議中なら抜けてくんなよ……そんなに必要な物なのか?」
「救急箱の中身より必要です」
「……なんだ?言ってみろ?」
「生クリーム買ってきて下さい」
「「……は?」」
「この前テレビでやってたのを澪さまとやろうと思いまして…
ということで、隆おじさん、生クリーム買って来て下さい」
「わざわざスーパーまで行けと…?」
「はい」
「めんどくさい、そんくらい自分で行けっ」
「………隆おじさん、追川先生にキスしてもらいたくないの?(コソッ)」
「!!してもらいたいに決まってんだろ!」
「じゃあ生クリーム買って来て下さい。そしたらこのゲームに便乗してキスできるかもしれませんよ……(コソコソ)」
「そのゲームを教えてくれっ!」
「それはですね………(ヒソヒソ…)」
(寒気がするのは俺だけか……?また神谷のやつがくだらない事考えてる気がするんだが…)
「OK〜生クリーム買ってきてやるよ(*^-')b」
「ありがとうございます。それではまた後で…」
*
「くーちゃん…(ウルウル)」
「な、何だよ。その目気持ち悪いぞ…」
「酷い……υ」
「大の大人がうるうるしたら普通に気持ち悪いだろ」
「(いや…くーちゃんだったら……w)ところでくーちゃん。帰ったら悠が言ってたゲームやろうねVv」
「嫌に決まっt…」
「やらないと、身体に生クリーム塗りつけるよ?」
「……しゃ―ねぇな、やってやるよ…υ」
「ありがとうVv(やった、これで望みが叶うぞっ…)」
END
━━━━━━━
こうして悠澪の生クリームゲームは実行されたのでした☆おしまい(^^)←
このあと、隆おじさんが実行したかはご想像にお任せします(*^-')b
2009*0204
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