◇BLEACH if…
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「ああ…俺の子供なんだな…」
「ええ」
「ああ、早くお風呂に入れてやりたいな」
「ふふ、直ぐですわよ」
「ああ」



 これから、浮竹家も二人だけの時間がなくなり、賑やかになっていくのだ。


「あなた、名前は決めてくださいまして?」
「あっ!!」
「……お忘れに?」
「い、いや決まってるぞっ!解らなかったから、言われた通りに、両方ちゃんと考えておいたぞ。えっと、この辺りに…」
 懐を探り、紙を取り出す。
「お聞かせくださいな」
 我が子に乳を含ませながら、烈が促す。
「男の子が『葉太』女の子が『緑』というのだがどうだろう?」
 妻に紙を見せながら、報告する。
「まあ、可愛らしい」
「俺が『浮竹』で烈が『卯ノ花』だろう?どちらにも似合う名前と考えてな」
「竹と花で、葉と緑なのですね」
「うむっ」
「ええ、とてもいいと思います」
「そうかっ。今日から、葉太と緑だっ!」
 








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