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小説(短編&ドール小説)
T:幼子の殺意<アンジュ・ノア>


 醜い顔、肥え太った身体、酒臭い口のオジサン。
 その汚い手でいやらしくボクの身体に触れるんだ。
 撫でさするように何度も何度も。
「気に入った、気に入った」を繰り返しながらニヤついてる。
 嫌だけどボクは我慢する。
 身じろぎ一つしないで、黙ったままで。
 ボクは大人しくしてる。
 それがボクの仕事だから。
 我慢を少しだけして、オジサンに聞くんだ。
 
 必要な秘密事を。



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あきゅろす。
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