すたほ基礎知識集
プレミアカップは適性距離へ!
知られているようで意外と知られていない、プレミアカップの距離タイプ選び。
プレミアカップは、
『短距離』→『中距離』→『長距離』
…と、週ごとに距離タイプが変わり、3週間で1サイクルするようになっています。
週は日曜日から始まり、土曜日までに引退した馬が、翌週のプレミアカップに登録され、出走するのです。
例:
1/1(日)〜1/7(土)
この週に引退した馬は、
1/8(日)〜1/14(土)のプレミアカップに出走します。
これを把握していれば、自分の馬を狙って適性距離のプレミアカップに出走させることが可能です。
『短距離』開催中に引退=『中距離』に登録
↓
『中距離』開催中に引退=『長距離』に登録
↓
『長距離』開催中に引退=『短距離』に登録
なので、もしご自身の愛馬の距離適性が分かっている場合は、できる限り適性距離のプレミアカップに出走させてあげましょう。
(なぜ、距離にこだわるの?)
現役時は「素質」と「着恩恵」のメイン要素が大きくオッズに反映され、「距離」や「ダート」「重馬場」といったサブ要素の影響が小さいので、レース選びにそれほどこだわる必要はありませんでした。
しかし、プレミアカップと殿堂馬レースでは、現役時のメイン要素(素質、着恩恵)が存在しないので、必然的にサブ要素が大きく影響してきます。
特に「距離」の要素が大きく、FDに入り、殿堂馬レースでスクラッチを削れるようになってから、育成派の殿堂馬ばかりが勝ち負けにならないよう、さらに「距離」を含めた各種適性が、獲得賞金を凌駕して、大きくオッズに影響するようになりました。
例を挙げますと…
(例1)
@42000枚の中距離馬
A9000枚の長距離馬
2500mの有馬記念で激突しました。
@は1.9倍、Aは6.3倍。
9000枚の馬がここまでオッズが引っ張り、十分勝ち負けできるレベルになりました。
(例2)
@28000枚の中長距離馬
A54000枚の短中距離馬
2200mの宝塚記念で激突しました。
人気上位となったのは?
@です。
この仕様はプレミアカップも同様です。
せっかく作成した殿堂馬を全国で暴れさせたいのなら、必ず適性距離のプレミアカップに出走させる!
これが非常に重要になってくるわけです。
ちなみに、プレミアカップの各距離タイプの範囲は以下の通りです。
『短距離』 1000〜1600m
『中距離』 1800〜2200m
『長距離』 2300〜3600m
そして、自馬の距離適性別のベストパフォーマンス(最もオッズを出せる距離)は以下の通りです。これらを参考に、プレミアの距離タイプ選択をしてください。
<距離適性別ベストパフォーマンス>
短距離馬 1000〜1400m
短中距離 1600〜1800m
中距離馬 2000m
中長距離 2200〜2400m
長距離馬 2500m〜
万 能 なし
<プレミアの距離タイプ選択>
上記のベストパフォーマンスを考慮して、どの距離タイプのプレミアカップに出走させるべきか?を考えます。
まず、短距離、中距離、長距離馬はそれぞれの適性距離のプレミアに出走させればOKです。
ただ、たとえば中距離馬を『中距離』に出せば、常にベストなオッズで走れる!というわけではなく、1800なら短中距離馬、2200なら中長距離馬にお株を奪われてしまいます。
万能は強烈にオッズを出せる距離がないので、どこに出してもOK。
悩まなくていい半面、一番つまらないかもしれません。
最後まで悩むのが短中距離馬と中長距離馬です。
ご存知のようにプレミアカップは、1週間かけて以下の流れで行われます。
@店内予選A・B
A店内決勝戦
B全国一回戦
C全国二回戦
D全国三回戦
E全国決勝戦
このうち、店内予選A・Bは同じ舞台で行われ、全国どの店舗でも共通です。
(X店で中山2500mなら、Y店でも中山2500m)
店内決勝戦、および全国一回戦〜三回戦も全国共通の舞台が用意されます。
すなわち、一回のプレミアカップで用意される舞台は、@〜Eの全部で6種類ということになります。
これを踏まえ、第92回〜105回までの計14回のプレミアカップを距離別に内訳してみました。
『短距離』
1400m以下・・・20
1600m・・・・・10
『中距離』
1800m・・・・・ 9
2000m・・・・・12
2200m・・・・・ 3
『長距離』
2300or2400m・・12
2500m以上・・・18
前置きが長くなりましたが、以上のことを考慮すると、
まず、中長距離馬。
中長距離馬が一番オッズを出せるのが、
『2200〜2400m』
です。
もし、中長距離馬を『中距離』のプレミアカップに出した場合、オッズを出せる『2200m』の割合が非常に少なく、ほとんど1800、2000mのレースを強いられるため、格下の中距離馬、短中距離馬にオッズ負けし、蹴散らされてしまう可能性が高い、と言えます。
それに対して、『長距離』に出せば、店内予選〜全国決勝までの間に最低2回はベストパフォーマンスを発揮できる2300or2400の舞台で戦えます。
よって、
中長距離馬は『長距離』のプレミアカップに出すべし!
と断言していいと思います。
一方、最後まで判断に迷うのが短中距離馬。
ベストパフォーマンスは、
『1600〜1800m』
『短距離』に出した場合の適性距離の割合は33.3%
それに対して、
『中距離』に出した場合の適性距離の割合は37.5%
若干、
『中距離』に出した方が有利?
程度だと思います。
『長距離』にさえ出さなければOKです。
まとめますと、
短距離馬→『短距離』のプレミアへ!
短中距離→『短距離』か『中距離』へ!
中距離馬→『中距離』のプレミアへ!
中長距離→『長距離』のプレミアへ!
長距離馬→『長距離』のプレミアへ!
万 能→ 好きにして!
こんな感じかと思います。
愛馬を使い切ったらさっさと引退!
なんてさせずに、プレミアカップが終わるまでがその馬の現役生活。
愛馬が活躍できる可能性を最後の最後まで、最大限拡げてあげましょう!
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