infinity† 04 「灰悸〜、カラオケはまた今度な??」 「んでだよぉ〜 楽しみにしてたのによ〜〜!!」 自分に抱きつく恢の頭を撫で、何故かラブラブオーラが漂う2人 そんな2人を不機嫌そうに剥がしたのは可憐だった その顔は満面の笑み過ぎて逆に黒く見える 「うちの前で恢とイチャつかないでくれる?」 「うっせぇ、こんな可愛い恢に抱きつかれたらお前もがまんできねぇだろうが 俺なんか我慢してんのによ!!」 ぎゅ〜っと恢をキツく抱きしめる灰悸に更にイライラする可憐 因みに只今酔ってるのは恢・灰悸・そのた諸々 可憐・銀・死斗はロビーや公の場では基本アルコール少なめのを飲む為、酔わずにすんでいる 「恢も恢だよなぁ、こんな変態にくっつくなんて…」 若干呆れながらも恢と灰悸を引き離す可憐 2人の間には火花がバチバチとしている 「2人ともぉ、仲良くしてないと〜、…………2人の時間止め「「すいませんでした」」 「((速答だなぁ))」←男子一同 ――ゾクリッ 「っっ…」 急に恢の背に電流のように寒気が走り、酔いは一瞬で覚め、恢はいきなり外にでた 「(この感じ……何処だっ!!)」 ロビーでは恢のいきなりの行動に皆、目が点になる そんなのも気にせずに恢は何かを探していた…… 「(忘れない…、この感じだけはっ!!)」 [*前へ] |