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infinity†
03.織田 銀(オリタ ギン)

教室で恢vs不良の乱戦が繰り広げられてるなか、銀髪の少年がその乱戦が繰り広げられてる教室へ向かう

少年は音楽を聴いていたせいで、耳は塞がり、更に歩幅も何時もより狭くしてる。

乱戦が終わった...


「…………何してんだ?」


乱戦の残骸で、床や黒板がパラパラと欠片を落としながら、悲鳴をあげていた

コレをみて唖然とするコトしか出来なかった少年…
事情を聞くためイヤホンを取る


「おぉ、銀! 来んのおせぇよ! もう少し早めに来てたら恢と不良の乱戦が見れたのによ!」

「お…なんか、そうみたいだな」


銀は取ったイヤホンをくるくれ回しながら自分の席に座った


「おっす銀。なんか良い音楽でも見つけたのか?」

「あぁ。もう心にドガンッ!!っと訴える歌だよ」

「片方貸せよ! 俺も聴く♪」

「はいはい」


キラキラがつきそうなくらい、笑顔で右手を差し出す恢…満面の笑みで「貸せ」と言ったギャップに少々仕方ないという感じのため息を溢す銀

「ほらよ。」と言いながら片方を渡し、残った片方は自分でつける。


「………」

「………」

「………」

「………やべぇ」

「だろ?」


2人の世界に入った数秒後、恢は眼を輝かせながら一言感想をのべる、ソレに答えるように、銀はニカッと笑って頷く


「なぁ! 今日コレ部屋に流しててよ!」

「言われなくてもそのつもりだった。」

「やべぇえ!!」

「やっぱ分かってくれるのはお前だけだぜ恢!!」


感動してる2人は、互いに握手し同時にデコを痛くない程度にぶつけ合う


「あの…お2人さぁん?」

「「はい?」」

「仲良くするのは良いけど…ソコ(恢が座ってる席)、俺の席なんだけど」


アクビをしながら、2人の世界を壊したのは2人の友達の東 死斗…


「あぁ、死斗、ごめんね」

「寝させてくれたら許してあげる…」

「ぁ、うん…どうぞ」


恢がどくと、アクビをしながら、眠そうな眼を擦りながらガタンと音をたてながら座ると眠ってしまった死斗

寝息が聞こえたトコロで、恢は行儀悪く銀の机に座りまた2人は音楽を聞きながら2人の世界をつくって盛り上がった










(あぁ〜世ん中にもこんなグンッてくる歌あんだなぁ)(だろ? くあぁ!!早く帰りてぇ…!!)

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