5周年企画(まやさんリク)
※(フルバ/紅葉)
捏造あり。
『これは…』
「ヤバいねー」
「あーぶー」
『「可愛いぃぃぃぃいいいいいいい!!」』
私と紅葉がメロメロなこの可愛い子ちゃんは透さんと夾の息子である祐希くん。
『夾の目付きに似なくてほんと良かったねー』
「どういう意味だコラ」
ぷにぷにのほっぺを触りながら言えば後ろから鬼の形相のパパ参上。
「まぁまぁいいじゃん。それより時間無いんじゃないの?」
「やべっ!!透行くぞ!」
宥める紅葉の言葉に時計を見ると焦った様に靴を履く夾と透さん
「それじゃすみません、お願いします!」
『「はーい!行ってらっしゃい!」』
丁寧にお辞儀をする透さんに祐希くんと紅葉と一緒に手を振る
『それにしても突然だよね』
「まぁぎっくり腰だから仕方ない」
そう。透さんのおじいちゃんがぎっくり腰になって急遽おじいちゃんの元へ行かなきゃいけなくなり祐希くんとお留守番なのだ。
『でも偶然私たちが来てて良かったね!』
「ほんと。感謝してほしいね」
「あぶー」
『お?どしたのかなぁ祐希くん』
何かを指差し必死に伝えようとする祐希くんを抱っこして窓を開ける
「あ、虹?」
『本当だー!綺麗!』
「あぶぶー」
指差す先には綺麗な虹があった。
『ちょっと散歩しようよ!』
「おっけー」
ちゃんとオムツやミルクなどを持って準備万端で散歩に出かけた
* * * * * * *
『風が気持ちいいね』
「うん。あ、祐希寝てるや」
『疲れちゃったのかな?』
外に出てからのはしゃぎっぷりは本当に凄かった。今は紅葉の腕の中で気持ち良さそうに寝ている
「あらー可愛いご夫婦ね」
『「へ?」』
祐希くんの可愛いさにデレデレしているとワンちゃんの散歩をしていたおばちゃんが言った言葉に目が点になった
「坊やもぐっすり寝てるわね〜パパの腕に安心してるのかしら」
『あ、いや…』
「そうみたいです。遊び疲れちゃって」
私の言葉を遮りおばちゃんと話す間ずっと紅葉は否定せずにいた
『…夫婦だって』
「僕らが幸せそうに見えたんじゃない?」
おばちゃんと別れ家に向かう中笑いながら話す
『まぁ実際幸せだけど』
「……まぁね」
『紅葉は良いパパになりそうだね』
顔を覗く様にしながら言えば何かを考える紅葉
「"良い"パパになれるかはわからないけど全力で愛すよ」
祐希くんを器用に片手で抱き私の頬を撫でながらそう言う
『……私も負けないもん』
「それは楽しみ」
(ね、紅葉)
(ん?)
(…やっぱ何でもない)
(?)
これプロポーズ?
と思ったけど口には出さないでいた。
彼ならきちんと言ってくれるはずだから。
END。
+++++++++++++++++++
まやさんリクエストありがとうございました!!
お祝いの言葉もいただき嬉しいです///
フルバは完結してしまい中々書く機会がないのでリクエストしてもらえるとテンション上がります(笑)
こちらこそこれからもよろしくお願いします!!体調の心配もありがとうございます!頑張ります☆
リクエストありがとうございました♪
※祐希くんはもちろん捏造です(^^)
*ふぅ*
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