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いつだって君は(高速)


※蜜歌(切甘/4年後位)




『蜜歌』


名前を呼ぶと振り向く私の好きな人


『何見てるの?』


そう聞くと窓の外を指差して教えてくれた先には彩花がいた


『彩花か…』

「最近寝てないみたいなんだよね…なのに仕事しちゃってさ」


彩花の事を話す蜜歌の顔は見たくない。

すごく大切そうに、愛しそうに話すから。


「ねぇ名前もそう思わない?」

『え?あ、ごめん…聞いてなかった』

「もー。だからね!彩花の顔色悪いと思わない?」

『…っ…』


蜜歌は何も悪くない。もちろん彩花も悪くない。


「名前聞いてる?」

『知らない…っ』

「!?」


だけどね、やっぱり私を見て欲しいって思うのは贅沢なのかな?


『彩花彩花って彩花の事ばっかり!!私は…!私の方が蜜歌を好きなのに…!!』


泣きたい訳じゃないのに溢れそうな涙は溢れなかった


「僕も好きだよ」


そう言って蜜歌が拭ってくれたから。





(………え?)

(2回も言わないよ)

(え!?やだ!もう1回言って!!)

(いーや。)




END.

+++++++++++++++++++
蜜歌可愛いですよね?彩花Loveなのがまた可愛い(●^o^●)

でも好きな子からしたらヤキモチ妬いちゃうでしょうねって妄想(笑)


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