お父さんとお母さんの体は焼かれて、天国へ行ったと晋ちゃんは行っていた。
周りにいる、大人達は私達の事をチラチラと見ながら、話始めた。
《可哀想にね・・・あんなに小さいのに・・・》
《可哀想なら、引き取りなさいよ》
《嫌よ!ただでさえ、家には2人も子供がいるんだから》
大人達は、私達を押し付け合っていた。
そんな、大人達のやり取りを私達は静かに見ていた。
そして、取引先が決まった。
銀ちゃんとトシくんは、お母さんの弟さんの所へ
晋ちゃんは、お父さんの兄弟の所へ
退は、おばあちゃんの所へ
そこまでは、良かった。
ちゃんと、血縁関係にあったから・・・
でも、私達を引き取ったのは、ほとんど血縁関係でない人達だった。
私と総悟は、お母さんのいとこの所へ。
そして、近藤家はバラバラになった――・・
to be continued...
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