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03



お父さんとお母さんの体は焼かれて、天国へ行ったと晋ちゃんは行っていた。



周りにいる、大人達は私達の事をチラチラと見ながら、話始めた。








《可哀想にね・・・あんなに小さいのに・・・》

《可哀想なら、引き取りなさいよ》

《嫌よ!ただでさえ、家には2人も子供がいるんだから》








大人達は、私達を押し付け合っていた。
そんな、大人達のやり取りを私達は静かに見ていた。




そして、取引先が決まった。







銀ちゃんとトシくんは、お母さんの弟さんの所へ

晋ちゃんは、お父さんの兄弟の所へ

退は、おばあちゃんの所へ







そこまでは、良かった。
ちゃんと、血縁関係にあったから・・・





でも、私達を引き取ったのは、ほとんど血縁関係でない人達だった。



私と総悟は、お母さんのいとこの所へ。







そして、近藤家はバラバラになった――・・


to be continued...
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