「俺も警察になりやす」
『え・・・?』
「おま・・・本気か?」
「本気でさァ、昔親父も警察でしたよねィ?憧れてたんでさァ、警察に・・・」
『でも私達高校行ってないよ?』
「関係ないでさァ、トシのヤローに勉強教えてもらいやァいい話ですぜィ」
意外・・・だった。総悟が警察なんて。
でも総悟は本気らしい。しかもお父さんが警察だって事は総悟には言ってないのに総悟は覚えてたんだ。
あの約束ってやつを・・・
「まぁ、お前がやりたいってんなら俺ァ応援するぜ」
「・・銀兄さん」
『わ、私だって応援するよ?』
「・・美咲」
無事、総悟が警察になるって夢を了解してもらった所で総悟の手料理「焼き蕎麦」を食べる事にした。
一口食べた瞬間、口の中がすごい事になった。
「『っ・・・』」
「どうですかィ?」
『お、おいしい・・・』
「最高だぜ、こりゃあ」
総悟が作ったのはただの焼き蕎麦じゃなくてプロの焼き蕎麦だった。
もう言葉じゃ表現出来ないくらいおいしかった。
ご飯も食べ終わり、銭湯にも行って後は寝るだけなんだけど・・・
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