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03



現れたのは・・・








「俺の・・・に何してんでィ」

『総悟!』

「何言ってるんですか?」

「俺の妹に何してるのかって聞いてんでィ!」








総悟は、完全にキレていた。








「い、妹?この女が?」

「そうでさァ」

『嘘!嘘です!やめて、総悟!』

「コイツァ、俺の双子の妹でィ」








ついに、学校で正体を知られてしまった。








「そ、そうなんだ・・・知らなかった。さよ、なら」








美咲をさっきまで蹴っていた奴らがドアから出て行った。








『そ、うご?言っちゃダメ、だよ・・・。私、我慢、出来る、少しくらい我慢、出来た、のに・・』








美咲は泣き崩れてしまった。その美咲を優しく包み込む総悟。








「すいやせん。でも、美咲が傷つく所は見たくないんでさァ」








総悟・・・。ありがとう。





でもこの後、この行動が原因で総悟が・・・。
やっぱりあの時、嘘だと言い切ればよかった。




もし、あの時・・。後悔してもしきれない。





ごめんなさい。ごめんなさい――・・


to be continued...
( )








あきゅろす。
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