第三の国 リコッタの奴隷 ブリ(故:14) 三人がまだ奴隷になって日も浅かった頃、エポワス地区からやって来た少年奴隷。三人と仲良くなるが、ある日、高砂から番号制の夜伽に指命される。 ロックフォール(35) 髭面の大男。侵略戦争時に活躍した軍人でもあり、今はカゼウスの会のリーダー。奴隷たちの支柱的存在であり、監視からも一目置かれている。二年前にカゼウスの大人達と反乱を起こす。その厳つい風貌から、とりあえず一度は新人奴隷を泣かす事で有名。だが本当は、誰よりも国と奴隷たちの身を案じ、今の状況を何とか変えたいと願い続けている。三人とは戦争前からの知り合い。 パル(14) 三人と仲の良い少年。明るく元気で、時に泣き虫。奴隷制度の中にあってもめげず挫けず、持ち前の広い視野でいち早く空気を読み、人を驚かせることも……。塔奴隷。 ペコリーノ(41) 三の宮奴隷。以前は侵略戦争でロックフォールと共闘した軍人だが、ちっともそうは見えない。語尾をのばす話し方が特徴で、ギョロ目と骸骨のような見た目が人々の恐怖を誘う。 [*前へ][次へ#] [戻る] |