第三の国
主要人物
ゴーダ(18)
勝ち気な性格｡相手が宮殿長であっても､怯む事なく果敢に対峙する｡その為､監視たちからの風当たりは強いが仲間内の信頼は厚い｡チェダーを想うが､その気持ちは案外みんなにバレバレで､よくからかわれている｡奴隷になる前の夢は､軍事を司る総監になること｡宮殿に属する奴隷｡
チェダー(18)
子供の頃から草花や虫と戯れるのが好きで､植物博士になる夢を持っていた｡心優しく温和で､ゴーダとエメンタールのケンカの仲裁係｡綺麗な外見をしているため､仲間内からも内緒で目の保養にされている｡宮殿奴隷｡
エメンタール(18)
人をあしらうのが上手な少年｡敵相手に懐を見せることは滅多に無いが､親しい間柄には少年らしい無邪気な一面も見せる｡口が悪く､ゴーダとはしょっちゅう言い争いに｡だが､親友を思って自分の恋心を隠す優しさも持つ｡国外の産物に詳しく､以前の夢は世界を相手に貿易することだった｡塔奴隷｡
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