[携帯モード] [URL送信]

銀魂&庭球小説
仕事と恋愛の両立土銀甘
わかってる
忙しいのは
わかってる
でも
かれこれ2ヶ月会ってないよ?
いくら俺でも
ムカついちゃうだろ?


愛しているから
ムカついちゃう
なら
愛さなければいいのかな

ねぇ トシ?


仕事と恋愛の両立

「また すっぽかしか…」

もう すっかり慣れた
ごめんの電話もかかってこない
「ばからし。 」
だから 彼と一線を置くことにして
俺の中から トシへの 愛を 消したかった
二週間後
「…トシ?」
そこには 何人もの綺麗
な女の人に囲まれた 土方がいた
「っ…最悪」
そう吐き捨てると来た道をまた戻った
「? 銀時?」
土方は眉をよせた なんで 声かけねぇんだ?
と思い周りを見回すと
たしかに 声なんかかけられない状況だった
それに 2ヶ月半も 逢っていない
誤解されたか?
そういえば 二週間前の非番の日も寝過ごして
やっべー 忘れてた
こりゃ 怒るわな(-_-)
周りに群がる女達を引き離し 銀時の後を追いかけた
ー見つけたー
あれは 総悟 !?
まじかよ
なっ…!?
沖田は銀時の肩に力をいれ口付けしたのだ
それに銀時は抵抗しない ー嘘だろ?ー
夢だと思いたかった
全て夢だと思いたかった
だが 現実
自業自得 因果応報
ああ ごめんな
ごめんな ごめん…
俺が押しまくって
近藤さんと同じくらいの執念深さで やっと落としたのに
落ちた瞬間ほっぽりだして
だって 安心しちまったんだ
もう俺のもんだって 馬鹿だよな お前はお前のもんで俺のもんなんかじゃないっつーのに

ああ 時間を戻せるなら
二人が始まった時間に
戻ってほしい 俺が愛してるっつーてお前が愛してるっつーたあの 時間に…

「だが…お前は俺の恋人だ」 それは変わらねー
「おい 銀時?」 そう笑いながら呼ぶ 「土方くん?」 「…!!」 「なんでさぁ土方さん」 …土方…くん? 付き合ってから トシと呼んでたはずだ 「総悟?」
名前呼びだと 銀時が名前呼びしていいのはこの俺だけなんだよ「土方くん?どうし…」
「これは俺の女だ 手だしたらぶった斬る」

「それ…松平 栗子さんにも言ってませんでしたかぃ?」 …」
銀時は俺の腕から逃れようともがいている
「離…せ」
「うっせーな お前は俺のもんなんだよ 今更ギャーギャー言うんじゃねぇ」
ちがう こんなことをいいたいんじゃない
謝りたいんだ 「いけよ 総悟 斬られてぇのか?」
沖田は軽く舌打ちして走り去った
「土方くん…」 「おい どうゆう了見だ?言い訳くらい 聞いてやる」
「…別れよう」
思った通りだ
「ダメだ」
「もう うんざりなんだよ 来もしない
おめぇ待って飯作んなんざよ…」
だろうな 「ダメだな お前は言ったはずだ 俺を愛してるってな」
「っー 言ったよ 言ったけど。でも もう やだ もう 愛してないから ごめん 土方くん」
当たり前の言葉だ
約束へーきで破って 謝りもしない男、誰が好んで付き合うか
「ダメだな どうしてもっつーなら力ずくだ 」
「俺の方がつえーんだよ誰がお前なんかに…」
はっと土方は笑った 「男のお前には負けるが今のお前に負けるきはしねぇな」
銀時ははっとした
今俺女だった
「や 止めろ 」
「孕ましちまえば こっちのもんだろ?」
まさか 本気?
きっと 嘘だ
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 彼はこんなことしない しないしないしないしない 絶対…しない
「冗談…止めろよ」
「はっ本気だぜ?」 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ こんな 結ばれ方
絶対…嫌だ 「なら殺せよ! お前に抱かれるくらいなら 俺を殺せよ!!」
土方は驚いたように眉をひそめた
「上等だ」
気付いた時には遅かった
今の彼の瞳には 理性も優しさもいつもの
気高さもない
いるのは 一人の男
土方 十四郎だ
本能 欲望 憎しみ 怒り ー 負の感情 ー
「っ痛っ」
乱暴に土方の部屋へ連れてかれた

「なにすんだよ!」
「…黙れ…」
怒っている 烈火のご
とく怒っている 「やだ 止めろ!!」
無理やりなんて
強姦と大差ないじゃないか
俺は…もっと優しくしてほしい
もっと構ってほしい
もっと 愛してほしい
もっと…俺に溺れてほしい
だけど もし この行為のせいで土方に厭きられたら?
嫌 嫌 嫌
あいつに嫌われるなんて絶対に… 嫌だ!!
「トシ 」
「なんだ?」
名前呼んだことに少し気をよくしたらしい
「愛してるよ 大好き 結婚したいくらい … 好き 」

土方は虚をつかれ
「な なんだよ〃」 と声が裏がえった
「優しくしてくれる?」
「ああ」
「妊娠したら結婚してくれる?」
「妊娠なんざ 普通後だろ 結婚しようぜ 銀時」
「〃 ああ!」


end

[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!