『あー…俺平安時代に生まれたかったなぁ』
「何でだよ？」
『だって一夫多妻制だぜ？』
「いや…だぜ？って言われても」
『考えてみろよー、ハーレムだぜハーレム！やりたい放題じゃん』
「お前のやりたいの意味は敢えて聞かない事にするわ」
『はぁ〜…何で今はダメなんだよ…』
「仕方ねぇだろ。つーか、いくら平安に生まれたとしても身分が高くなけりゃ一夫多妻はムリだぜ？」
『大丈夫だよー俺は絶対貴族だから』
「何で分かんの！？」
『まぁ…銀八は頑張って平民かな、可哀想に』
「何こいつ、すっげームカつくんだけど！つーか頑張ってって何？俺平民以下？」
『ほら、何だっけ…えた,ひにん？』
「差別反対いい！」
『あーあ！一夫多妻なら色んなタイプの女とイイコトしてもいいのによー！』
「あれ！？無視！？」
『あれ？それってもしかして浮気し放題？やべっ最高じゃん』
「・・・お前、絶対妻に殺されるわ」
主人公は一途だから浮気はしないと思うよ！…多分！
080904
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