馬鹿と後悔A
「今日は第七班の応援に入ってくれるか?」
「はい!」
五代目の命で今日は第七班と共に任務に行くことにカカシ先生の代わりに。第七班の小隊長として。
私は中忍、シカマルと同じくあの木の葉崩しの時に昇格した。
「未雨!
今日はよろしくね」
「なんか未雨久しぶりだってばよ!
未雨てばあんまし里で見ねーんだもんな!」
「バカ!未雨は忍者学校の先生なんだからしょうがないでしょ!」
そう、私は中忍になって直ぐに忍者学校の先生として戦闘から離れた。
元々、子ども好きだし、戦闘には向かないということで話しは直ぐにまとまった。
下級生を教えるが…年の変わらない生徒を教えるのはなかなか大変なことだった。
精神的に疲れていた私を気遣って五代目は今回の任務をくれたのだ。(実は恋煩いで元気がなかったなんて…言えないι)
「未雨、任務内容は?」
「ゴミ拾い…」
「えー!俺ってばそんな任務ノーサンキューだってばよ!!」
「え……ιでも、」
「しゃーんなろー!未雨を困らせてどうすんのよ!
……さ、未雨。何処のゴミ拾いをすればいいの?バカはほっといてさっさと終わらせちゃいましょ」
未雨には甘いサクラ。
思いっきり殴られたナルトはえらい迷惑……
ピクピクと足が動き微かに生きているようだ。
サクラと一緒にゴミ拾いの最中。サクラが未雨を呼んだ。
「ねー、未雨シカマル告白しないの?」
「%※*☆#???」
「な、///」
「いのと話しているのたまたま聞いちゃったのよ」
「…ははι」
「シカマルの何処がいいの?」
「 」
「え?」
「好きじゃないもん!」
恥ずかしさのあまり嘘をついた。
呼び掛けてくるサクラを無視し、黙々とゴミを拾っていく未雨。サクラから離れるように次々と……
「なぁーさっきの話し本当だってばよ?」
木の影からナルトが出てきた。さっきの話しというのはシカマルのことだろうか?
「そうよ……てか、ナルトに関係無いでしょ!」
「あるってばよ、俺、未雨のこと好きだ!」
思わぬナルトの告白に驚いた未雨だったが…
「いいよ、付き合う」
目の前で体いっぱいで喜びを表現するナルト。
ナルトを好きになれば……シカマルとの関係も壊さなくていいかもしれない
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