「ん、ふぅ………ぁ、……ゃ」 声が出ない、息も…… シカマルの胸を叩くが止まらない。 「シカ……ゃめ………ん、ゃ……」 「……」 生理的な涙が頬に…… 少ししてからやっとシカマルは離れる。二人の間に出来た銀の繋がりがぷつんと名残惜しそうに切れる。 「ハァ、ハァ………シカマル」 息も絶え絶えに私はシカマルに寄り掛かる。優しく壊れ物を扱うかのように抱きとめてくれるシカマル。 「ッタク、話しは最後まで聞けっていつも言ってるだろ? ……この様子じゃ、未雨明日なんの日が忘れてるだろ」 「…あし、た?……………!」 「やっとか………」 忘れてた明日は…私の誕生日。 シカマルは、昨日いのに私の誕生日を聞き、たまたま木の葉に来てたテマリさん(私と趣味がよく合う)に私へのプレゼントを見てもらってたということ。 「…ほら、1日はえーけど、おめでとう」 「///ありがとう。……その、ごめん」 「気にしちゃいねーよ」 (わぁー、素敵なネックレス) (やれやれだぜ) |