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落水、そして溶ける白
君以上に愛しいものなんてなかったんだよ
世界崩壊の日、私は処女を失った
終わりを知るから悲しいの
いつもいつも僕が望むもの、君が何処かから奪ってきてくれたら最高だね
その間に隣でなんとか幸せになれる夢を見てるよ
負に侵されていく感情
誰が為に人は泣くのか
だらしないなと言って靨を見せる彼が好きだ
まだ人間なんだね
人間って、なあに？
浴槽で愛を焦がそうか
淫らな蟷螂
気持ちが浮つくから浮気というんです
吊された手首と片っぽの愛で骨を埋葬
馬鹿の死に際で野良犬が笑う
少女が漸く微笑うので
産み落とされたのは赤い海
斑模様の赤子が目を覚ます
劣等感装うお前に告げようか
可愛げのない煩わしい子守歌
類似した愛情を与えないで
青に沈めどペシミストは笑わない
僕らはどんなふうに世界を生きようか考える時すらないけれど
オリオン座は明日覚醒する
白々しい涙
哀しみを憎む声
真冬が嘲る物の怪よ、お前は何を希う
絡まってもつれてほどけて最終的に糸は小指ごと奪っていくのだ
何のためのヒロインか考えたこともないわ
声帯を失い兎は孤独死、だけども世界から逃げれることを喜びました
ふらふらうろつく犬みたいね
闇憑きの灯火
かき集めてはまた飛ばした夜の欠片
るららステップ踏んだら世界はほらいつの間にか瞬くよ
繋ぎ止めて哀葬
残された指で涙を葬れ！
ありきたりな恋愛映画を夢見てまた眠るの
この足はいつだって終わりへと走るから