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きこえた鼓動が僕の全て
世界の半分を虜にしたら君まで届くかな
それは愛に満ち溢れた涙です
ひび割れた夜に
朝焼け
笑うまでぶっとばすよ
俺達には狭すぎたね
どうしようもなく怖がるしか出来ない
ぼやくうつせみ
鼓膜が溶ける
細胞膜で死す
白き世界にただひとり
僕の心臓は如何ですか
「あいしてる」を囁く前に
ああ、寂しいとも
もしも喧嘩をしたら蒲公英摘んで君に贈りながら謝ろう
もしも仲直りをしたら手繋いで笑いながらキスしよう
柔らかな棘に触れた
漆黒を探る
何もできないこの手がいつか誰かを救うような優しさをもてたならぼくは泣けますか
噛ませ犬が噛んだ嘘
ぼろくそメロディー
甘く壊す
お前を喰らう
あの日の青年に
最悪な始まりをドレミが奏でる
穴があるので君はそこにぶちこみなさい
空白で愛を語れ
リアリズムの偏食
みどりにもゆる
君、哀し
冷たい火傷
散るくらいの遅さで
殴り合って痛み分け合って魂も半分こ出来たらいいのにね
ふぞろいなわたしたち
手と足と首が足りないよ
其れが猛獣です
あかい雲とあおい月
リモコン式の喜劇
埋まる埋まる水の底から深呼吸
淡水魚になりたかった僕は醜い人間の子
ワニの上で踊る行進曲